スポーツ

羽生結弦 の“腰が低すぎる発言” 「手足が短いのがコンプレックス」に堂本光一も驚き、大谷翔平については「足元にも及ばない」

高く蹴り上げた脚が美しい(写真/AFLO)

高く蹴り上げた脚が美しい(写真/AFLO)

 ファン待望のコラボだ。10月6日に『スイッチインタビュー「堂本光一×羽生結弦」EP1』(NHK Eテレ)が放送された。異なる分野で活躍する2人がそれぞれの矜持や哲学を語る同番組で、KinKi Kidsの堂本光一(44才)が「話したい」とプロスケーターの羽生結弦(28才)を指名したのだ。対談前日には光一が仙台のリンクまでわざわざ足を運び、羽生がジャンプやスピンを練習する姿を熱心に見守ったという。

「羽生さんが自分の練習風景を人に見せることはほとんどありません。しかし、対談をするにあたり土俵は違えど同じ『表現者』として第一線で活躍し続ける光一さんには、見せないわけにはいかないと思ったそうです」(テレビ関係者)

 観客に美しく見せる秘訣や肉体を極限まで追い込む苦悩など、パフォーマーならではの会話が続いた対談は、番組終盤に話題が「骨格」に及ぶと、予想外の展開を迎える。光一が羽生に向かって「手足が長いから」と言うと、羽生は即座に否定。「長くないんですよ! 本当に! 自分コンプレックスなんで、手が短いのが。スケート靴でなんとかかさ増ししてるんで、足を」と自虐したのだ。

 これには光一も仰天し、食い気味に反論。「何をおっしゃる! そんなこと言ったら、おれどうなっちゃうのよ!」と慌てた様子をみせた。そもそも日本人スケーターには、身長が高い選手は多いとは言えず、羽生も身長172cmと大柄ではないが、小顔で首が長く、すらりと伸びた手足が美しい体形をしている。

「スレンダーなプロポーションを維持するだけでも大変なのに、羽生さんの体は年々細いだけでなく、力強くなっているように見えます。彼が選ぶことが多い中性的な衣装は、ほかの人には着こなせませんし、ライダース風の衣装など、曲に合わせてどんなテイストの衣装でも着こなせるのは彼のすごさです」(服飾関係者)

 誰もがうらやむ体形にもかかわらず、自身の手足の短さをコンプレックスだと言い切った羽生は、これまでも“腰が低すぎる発言”で周囲を驚かせてきた。

 たとえば、野球の大谷翔平選手(29才)や競泳の瀬戸大也選手(29才)など、羽生と同じ1994年度に生まれたアスリートを「羽生世代」と呼ぶことがあるが、彼はその呼称を使わないのだとか。

「羽生さんは『“大谷世代”にいられて光栄だが、ぼくはこの世代の中で実力はいちばん低いと思っている。ぼくなんか大谷さんの足元にも及ばない』と語っていたことも」(スポーツジャーナリスト)

 羽生のこうした謙虚さは、両親譲りのものだという。

「羽生さんのご両親はとても控えめで、いままで表に出たことはありません。息子さんの活躍はあくまで彼自身の頑張りによるもので、親がしゃしゃり出るべきではないと考えているようです」(前出・スポーツジャーナリスト)

 生来の謙虚さが、どこまでも理想を追い求めるバネになっているに違いない。

※女性セブン2023年10月26日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

『マモ』の愛称で知られる声優・宮野真守。「劇団ひまわり」が6月8日、退団を伝えた(本人SNSより)
《誕生日に発表》俳優・宮野真守が30年以上在籍の「劇団ひまわり」を退団、運営が契約満了伝える
NEWSポストセブン
清原和博氏は長嶋さんの逝去の翌日、都内のビル街にいた
《長嶋茂雄さん逝去》短パン・サンダル姿、ふくらはぎには…清原和博が翌日に見せた「寂しさを湛えた表情」 “肉体改造”などの批判を庇ったミスターからの「激励の言葉」
NEWSポストセブン
貴乃花は“令和の新横綱”大の里をどう見ているのか(撮影/五十嵐美弥)
「まだまだ伸びしろがある」…平成の大横綱・貴乃花が“令和の新横綱”大の里を語る 「簡単に引いてしまう欠点」への見解、綱を張ることの“怖さ”とどう向き合うか
週刊ポスト
インタビュー中にアクシデントが発生した大谷翔平(写真/Getty Images)
《大谷翔平の上半身裸動画騒動》ロッカールームでのインタビューに映り込みリポーター大慌て 徹底して「服を脱がない」ブランディングへの強いこだわり 
女性セブン
映画『八日目の蝉』(2011)にて、新人俳優賞を受賞した渡邉このみさん
《ランドセルに画びょうが…》天才子役と呼ばれた渡邊このみ(18)が苦悩した“現実”と“非現実”の境界線 「サンタさんを信じている年齢なのに」
NEWSポストセブン
アーティスト活動を本格的にスタートした萌名さん
「二度とやらないと思っていた」河北彩伽が語った“引退の真相”と復帰後に見つけた“本当に成し遂げたい夢”
NEWSポストセブン
放送作家でコラムニストの山田美保子さんが、小泉家について綴ります
《華麗なる小泉家》弟・進次郎氏はコメ劇場でワイドショーの主役、兄・孝太郎はテレビに出ずっぱり やっぱり「数字を持っている」プラチナファミリー
女性セブン
調子が上向く渋野日向子(時事通信フォト)
《渋野日向子が全米女子7位の快挙》悔し涙に見えた“完全復活への兆し” シブコは「メジャーだけ強い」のではなく「メジャーを獲ることに集中している」
週刊ポスト
1966年はビートルズの初来日、ウルトラマンの放送開始などが話題を呼んだ(時事通信フォト)
《2026年に“令和の丙午”来たる》「義母から『これだから“丙午生まれの女”は』と…」迷信に翻弄された“昭和の丙午生まれ”女性のリアルな60年
NEWSポストセブン
6月2日、新たに殺人と殺人未遂容疑がかけられた八田與一容疑者(28)
《別府ひき逃げ》重要指名手配犯・八田與一容疑者の親族が“沈黙の10秒間”の後に語ったこと…死亡した大学生の親は「私たちの戦いは終わりません」とコメント
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト