米ニューヨーク郊外に位置する緑豊かな高級住宅街。秋の穏やかな陽気に、並木通りの木々がそよぐ。10月31日のハロウィンを前に、きらびやかなイルミネーションを装飾する家も多い。その一角に、ひときわ目を引く白亜の大豪邸がある。広大な庭の奥にそびえたつのは、ブラウンのレンガ調の屋根に、白い外壁というシックなデザインの2階建ての一戸建てだ。巨大なガレージと、煙突も備えている。
いまは明かりが灯ることのないこの邸宅に、近々引っ越してくるのは、小室圭さんと眞子さん夫婦だという。小室さん夫婦は渡米以降、ニューヨークの中心部にあるマンハッタンのマンションを生活の拠点としてきた。アメリカでの暮らしが3年目に差し掛かろうとしているいま、大きな決断を下したようだ。
小室さんの“躓き”は最初だけだったようだ。2回連続でニューヨーク州司法試験に失敗したものの、弁護士登録完了後の仕事は極めて順調。今年の6月、勤務先の法律事務所で、花形である「国際貿易と国家安全保障」部門に配置転換されて以降、立て続けに新たな業務を任された。
「小室さんが担当するのは、貿易や投資への法務アドバイスです。時には政府と大企業の間に立つこともあり、アメリカ政府筋や自治体との連携が不可欠です」(金融ジャーナリスト)
一方、眞子さんは2022年2月にメトロポリタン美術館(MET)に日本美術作品の解説文書を寄せて以降、表立った活動をしていない。
「美術関連の仕事に携わることもあるようですが、先日行われた記者会見でMETの館長兼CEOが“眞子さんは従業員ではない”と慎重な発言をするにとどめました。過度な注目をされないよう、眞子さんがお願いをしたのかもしれませんね」(在米ジャーナリスト)
ひっそりと生活している眞子さんだが、目下、注目を集めているのが佳子さまとの2年ぶりの再会だ。佳子さまは11月1日から10日間の日程で、南米のペルーを公式訪問される。日本からペルーへは直行便がないため、トランジット(乗り継ぎ)が必要だ。今回は、往路、復路とも米ヒューストン経由で乗り換えをされるという。
「復路は乗り継ぎ時間が3時間のため空港内で過ごされるそうですが、往路は9時間も空白の時間があるため、空港外に出て近隣のホテルで過ごされるそうです。眞子さんと佳子さまが会われるとしたら、場所はおそらくそのホテルになるでしょう。佳子さまが出向かれるのは、スケジュールの面でも、お立場の面でも難しいので、眞子さんがヒューストンに来ることになるのではないでしょうか」(皇室ジャーナリスト)
再会の機運が高まるなか、一転、9月29日に秋篠宮家の最側近は会見で、佳子さまが眞子さんとお会いになる可能性について問われると、「そういう方にお会いになるご予定はない」と真っ向から否定した。別の在米ジャーナリストも続ける。
「ニューヨークからヒューストンまで行くには、最短でも飛行機で約3時間半。佳子さまと会う時間を除いても、移動だけで往復7時間はかかります。いまの眞子さんに、そのような時間の余裕があるとは到底思えません。彼女は目下、引っ越しの準備に追われているからです。今回は、諦めざるをえないのではないでしょうか」
9月中旬には、いまの自宅から徒歩20分に位置する、マンハッタンのセントラルパーク付近を仲睦まじくデートする眞子さんと小室さんの様子が目撃された。多忙を極める束の間、残り少ないニューヨーク中心部での生活を名残惜しんでいたのかもしれない。