芸能

東山紀之が新会社社長就任を辞退した裏側 二宮、岡田の独立表明にショック、退所を考えるタレントは他にも

東山紀之

東山紀之が社長を辞退した理由とは

「SMILE-UP.」(旧ジャニーズ事務所)の東山紀之社長(57才)が、新エージェント会社の社長就任を辞退した。補償業務のみを行うSMILE-UP社の社長は引き続き務める。

 東山は、東京・渋谷のPARCO劇場で行われた舞台『チョコレートドーナツ』に10月8日に開幕してから休まずステージに立ち続けた。一方でSMILE社の社長として山積みの問題と向き合ってきた。

 これまで東山はタレント活動を続けながらSMILE社の社長として被害者と向き合い、不安を抱える所属タレントとの話し合いを続けてきた。

「睡眠時間を削り、世間のバッシングにも耐え抜いて事態に対処してきました。10月2日に2度目の会見を開いた後も厳しい声は鳴りやまず、過去の“パワハラ疑惑”を追及されて言葉につまる場面も。さらに会見を仕切ったコンサル会社が作成した『NGリスト』問題が炎上を招き、東山さんはサンドバッグ状態で吊るし上げられてしまった。

 会見では“人生をかける”と悲壮な決意を明かしていましたが、周囲には『本当はぼくがやるはずじゃなかった』と漏らすこともあったようです」(芸能関係者)

 そんな中、相次いで所属タレントが独立を表明したことにも東山はショックを受けていたという。

「10月の会見直後に元V6の岡田准一さん、10月24日には嵐の二宮和也さんが独立を発表しました。退所を考えているタレントはほかにも複数いるといいます」(別の芸能関係者)

 事務所の求心力は低下する一方で、このままでは空中分解しかねなかった。補償会社とエージェント会社の社長の兼任は困難と判断した東山は、所属タレントに書面で社長就任を断念したことを通達したという。

「今後、東山さんはジャニー氏から性加害を受けた被害者への救済活動に専念し、エージェント会社は経営のプロに任せるという説明があったといいます。10月31日に主演舞台の東京公演を終えた後、緊急取締役会が開かれ、そこで正式に新社長が決定し、エージェント会社の新社名についても話し合いが行われるそうです」(前出・芸能関係者)

 新社長として女優・のん(30才)とエージェント契約を結ぶコンサルティング会社「スピーディ」の福田淳社長が招聘される見込みだ。

 11月2日の『女性セブン』では、東山の精神面を決壊寸前に追い込んだ誹謗中傷の数々、SMILE社に現れた不審人物騒動、Jr.の間に広がる動揺などについて詳報している。

関連キーワード

関連記事

トピックス

中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
米国からエルサルバドルに送還されたベネズエラのギャング組織のメンバーら(AFP PHOTO / EL SALVADOR'S PRESIDENCY PRESS OFFICE)
“世界最恐の刑務所”に移送された“後ろ手拘束・丸刈り”の凶悪ギャング「刑務所を制圧しプールやナイトクラブを設営」した荒くれ者たち《エルサルバドル大統領の強権的な治安対策》
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
中居正広氏とフジテレビ社屋(時事通信フォト)
【被害女性Aさん フジ問題で独占告白】「理不尽な思いをしている方がたくさん…」彼女はいま何を思い、何を求めるのか
週刊ポスト
食道がんであることを公表した石橋貴明、元妻の鈴木保奈美は沈黙を貫いている(左/Instagramより)
《食道がん公表のとんねるず・石橋貴明(63)》社長と所属女優として沈黙貫く元妻の鈴木保奈美との距離感、長女との確執乗り越え…「初孫抱いて見せていた笑顔」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン