オランダ・アムステルダムの「ファン・ゴッホ美術館」は、開館50周年を記念して、「ポケットモンスター」とのコラボイベントを開催中。“ゴッホ風”のタッチで描かれたキャラクターを鑑賞できるとあって、大人気になっている。
会場で配布されたピカチュウカードには、ファンはもちろん、世界中から転売ヤーが殺到。公式サイトでは「少数のグループが望ましくない状況を引き起こしたため」10月14日から配布中止を発表した。それ以外のグッズは、11月1日から美術館公式ホームページで販売を再開した。
9月28日から開催され、世界中で話題のコラボ展示。「さすがに現地鑑賞は遠い!」という皆さんのために、展示作品を紹介します!
●ピカチュウ×灰色のフェルト帽の自画像
ゴッホは肖像画の練習をしたくてもモデルを雇うお金がなく、自らを描くことで腕を磨いたともいわれている。ピカチュウとのコラボの原画は、1887年に描いた作品だ。
●キマワリ×ひまわり
ゴッホは7枚の「ひまわり」を描いたが1枚は焼失し、6枚が現存している。キマワリがモチーフの原画「ひまわり」は、ゴッホ美術館で展示されている。
●カビゴンとゴンベ×ゴッホの寝室
この作品は、「ゴッホの寝室」にインスパイアされたもの。よく見ると窓からはミュウが覗いていたり、額の絵がメタモンだったりと作り込まれている。
写真/The Pokémon Company International
※女性セブン2023年11月16日号