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木下優樹菜、地上波本格復帰はあるのか クリアしなければならない「炎上リスク」と「タピオカ騒動の扱いの難しさ」

木下優樹菜(時事通信フォト)

地上波復帰した木下優樹菜(時事通信フォト)

 2020年に芸能界引退を宣言していた元タレントの木下優樹菜(35才)が11月10日、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)に出演した。地上波のテレビ番組に出演するのは、約4年ぶりだった。

 2019年11月、姉が勤務していたタピオカ店の店長に対して、インスタグラムで恫喝するメッセージを送っていたことが発覚し、芸能活動を自粛した木下。さらに、同年12月には、当時結婚していたお笑いコンビ・FUJIWARAの藤本敏史(52才)と離婚した。

 2020年7月1日には所属事務所を通じて芸能活動再開を発表するも、その5日後に芸能界引退を宣言。当時所属事務所は、〈当社として今後同人との信頼関係を維持することが著しく困難であると判断し、また本人からの申し出を受けたため、専属マネジメント契約は解除、木下優樹菜は芸能界引退する事となりました〉と報告している。

 騒動については、タピオカ店の店長が木下に対して、精神的苦痛を受けたことに対する慰謝料を求める訴訟を起こし、2021年10月27日に東京地裁は木下に40万円の支払いを命じた。木下はその翌日にYouTubeチャンネルを開設し、騒動について改めて謝罪をするとともに、芸能活動再開を宣言。YouTuberとしての活動をスタートした。

 紆余曲折を経て、約4年ぶりに地上波テレビ出演した木下。今回は、フワちゃんに対するサプライズという形だった。

「『全力!脱力タイムズ』では、不祥事を起こしたタレントがサプライズ的に出演するという演出を何度かやっています。“タブーを犯す”という攻めた内容が持ち味でもある番組なので、今回の木下さんの出演についても、『さすが、脱力タイムズ』といった印象ですね。

 その一方で、昨年くらいから今年にかけて木下さんはイベントに出演したり、ABEMAの番組に出演したりなど、地上波復帰の予兆といえる動きもありました。そういう意味で、今回の『脱力タイムズ』への出演は想定内だったとも言えると思います」(テレビ局関係者・以下同)

 いわば、しっかりステップを踏んで地上波に復帰した木下だったが、ネットユーザーの反応はかなり厳しいものとなっている。

〈引退したんじゃないの?何もなかったかのように出てくるよね…けど似たようなキャラばっかりいるんだからもうお呼びでないわ〉
〈あの一件の時、さっさと引退して一般人だからとテレビでの会見から逃げた人を再び地上波で見たくないです〉
〈芸能界引退します。って言ったのに出てるのは嘘つき〉

 と、辛辣な意見が寄せられていた。

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