ファッションリーダーぶりは健在だ。11月10日まで南米・ペルーを公式訪問されていた佳子さま(28才)が、小雨が降るなか、「空中都市」とも称されるマチュピチュ遺跡を訪れた際に着用されていたベージュのジャンパーが、売れに売れているという。ハリのある素材とウエスト部分のふんわりとした切り替えが印象的なこの商品は、実店舗を持たないネット通販のみで展開されるブランドのものとみられる。
「お手頃価格と上品なデザインが特徴で、若い女性に人気の『Pierrot』のものです。佳子さまが着用されていた『ヘムフレアフーディブルゾン』は税込み4790円。ほかにも1990円のニットや2690円のパンツなど、プチプラ商品を豊富に取り揃えています」(ファッション誌関係者)
同ブランドのプレス担当・友廣真由子さんによると、佳子さまが着用された後から多くの反響があったという。
「一時はお問い合わせの電話が鳴り止まない状態に。12月下旬頃の再販を予定しております」(友廣さん)
佳子さまのお召し物が話題に上がることは、これまでにも度々あった。
「2013年には、悠仁さまのお誕生日に際して公開されたお写真で、佳子さまが履かれていたカジュアルブランドとスポーツメーカーがコラボした7800円のスニーカーがあっという間に完売したこともあります」(宮内庁関係者)
皇室ファッションと聞くと高級品を連想するかもしれないが、実際はそうとも限らないという。
「佳子さまは、これまでにもファストファッションブランドを選ばれたりしてきました。そこまで高価でないアイテムを着用されることは珍しくありません」(前出・宮内庁関係者)
一方で、アイテム選びには佳子さまなりの「計算」があると指摘するのは皇室ライターだ。
「今回のジャンパーは、すぐにブランドが突き止められました。価格の手頃さや佳子さまの節約志向が話題になることも織り込み済みだったのではないでしょうか」
今後の“佳子さま売れ”にも注目したい。
※女性セブン2023年11月30日・12月7日号