街灯で艶やかに照らされた美しい黒髪は、シャンプーのCMのように華麗にたなびき、スラリとした長い脚と日本人離れした超がつく小顔は周囲を圧倒していた。この圧倒的な美女は10月26日のエスエス製薬『EVE』のイベント出演を終えて、帰宅する女優の菜々緒(35才)である。
イベントでの鮮やかなブルードレス姿とは違い、白Tシャツに黒のゆるっとしたパンツ、サンダルという、いたってラフな服装にもかかわらず、彫刻のような目鼻立ちのくっきりとした美しい顔では、否が応でもオーラが溢れ出る。青い花束と自身がブランドアンバサダーを務める『GIVENCHY』のショッパー(紙袋)を抱えながら、迎えの車に颯爽と乗り込んでいった。
「イベントでは、過去に休みが全く取れずに、メイクをしてもらっている最中に涙が止まらなくなるほど、心と体がついてきていないことがあったと告白されていました。女優業にモデル業にと、長年走りっぱなしの超売れっ子だから、苦労は絶えないようです」(同イベントを取材したスポーツ紙芸能記者)
ただ、コロナ禍を経て、今は忙しい日々の合間にしっかりオフを作り、大好きな旅行にも度々出かけるようにもなったという。328万人ものフォロワーを抱えるインスタグラムには、山や海の大自然でノビノビしている写真を数多くアップ。その中には3月に発売した写真集の撮影で訪れた屋久島でのオフショットも含まれているが、適度な余暇と、月に10万円ほどかけるエステとジム通いで、うまくリフレッシュしているという。