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ヨグマタ相川圭子 ヒマラヤ大聖者の人生相談【第6回】高齢になってSNSを始めた友人が政治への不満を書いたら「老害」批判 どう考えればいいか

「ヨガの母」「宇宙の母」という意味を持つ「ヨグマタ」。ヨガのマスターとして与えられた尊称を持つ相川圭子さんが読者のお悩みに答える、週刊ポストでの人生相談連載。第6回目の相談はこちら──。

Q:友人がお孫さんが購入するのに合わせて携帯電話を新しくしました。これを機にとSNSを楽しんでいたようなのですが、最近、政治に対する不満を書き込んだところ、「老害」などと悪意あるコメントが届いたと憤慨しています。確かに彼の主張にも過激な所があり、私としては利用を止めるよう説得したいのですが、どのように伝えるといいでしょうか。(67歳、自営業)

SNSはまわりを勇気づけるために活用すべき 心が浄化されると言葉にも愛が加わってきます

A:SNSで心の赴くままに政治を批判し、積もった不満や怒りを吐露する。放たれた否定的な言葉はSNSを通じて世の中へと拡散され、地球を負の波動で包んで汚してしまいます。

 自分自身の日常の鬱憤を発散していたら、読んだ人が嫌な気持ちになって悪口が返ってくるのは当然です。「老害」と言われては気分もよくないと思いますが、それも自らが蒔いてしまった種なのです。

 SNSは世界中の人々へ言葉を届けられる素晴らしいツールです。書かずにいられないのならば、不平や不満を言って自己アピールするのではなく、読んで心地のいい言葉を“愛を持って”発信しましょう。

 ネガティブな言葉ばかりまき散らしていたら、それを読んだみんなの元気がなくなってしまう。夢のある生き生きとした社会を作るために行動する責任が、私たちひとりひとりにあると思います。まわりを勇気づけられる発信をして世の中を変えていく方向で、SNSを活用すべきなのです。

 人はそれぞれの価値観をもっています。SNSへの発信の仕方、それを読んだ人の反応、すべて学びとして受け入れるといい。ご友人にはそうアドバイスしてみたらいかがでしょう。

 意見を持って語ることもよいのですが、さらに進化した新しい生き方を目指します。それは瞑想で心を浄化し、整えていくというもの。あなたも友人もそれを目指すとよいのです。

 心が浄化されると言葉にも愛が加わってきます。相手を変えようとするよりも、自分を進化させることに力を注ぐべきです。

 ヒマラヤ秘教では瞑想を通じて、内側にある本質につながり、そこに還っていきます。本質からの愛と平和に満たされた状態が本来のあなたです。その愛で地球を平和の波動で包みましょう。

 若い人を励ませば、自分も励まされます。もっと楽しく美しく、年齢を重ねていただきたいです。

【プロフィール】
相川圭子(あいかわ・けいこ)/女性で史上初めて「究極のサマディ(悟り)」に達した、現在世界で会えるたった2人のヒマラヤ大聖者の1人。5000年の伝統をもつヒマラヤ秘教の正統な継承者で、2007年にはインドスピリチュアル協会から最高の聖者の称号「マハ・マンダレシュワル」を授かる。2016、17年には国連本部で主賓として平和のスピーチも行なった。TBSラジオ『相川圭子 幸せへのメッセージ』にレギュラー出演中。著書は累計100万部を超える。

協力:サイエンス・オブ・エンライトメント https://www.science.ne.jp/

※週刊ポスト2023年12月8日号

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