18歳女性の遺体を山梨県内の山林に捨てたとして、千葉県八千代市の会社員・堀俊哉容疑者(30)が逮捕された。遺体で見つかったのは、東京都江戸川区の介護職・野本結梨香さん(当時18歳)。堀容疑者の「6月上旬ごろに何かわからない物体を車で運んだ」という逮捕前の供述に基づいて警察が捜索したところ、山梨県内の山林で人骨が見つかり、歯型鑑定で野本さんであることが確認された。
野本さんは今年6月から行方がわからなくなっていた。
「6月7日午後7時頃、家族と同居する自宅を出たきり戻ってきませんでした。行き先などは告げなかったそうです。10月下旬までは家族や知人の連絡に対し、『了解』や『わかった』のような返信をして、LINE上で既読になっていましたが、それがなくなったため、野本さんの父親が11月4日に行方不明者届を提出しました。
警視庁が捜索にあたったところ、野本さんの周囲の供述などから堀容疑者にたどり着きました。10月下旬までLINEのやり取りがあったのは、何者かによる偽装工作の可能性もあるとみています」(捜査関係者)
この捜査関係者によると、野本さんの交際相手だった31歳の男が事件に関与している可能性があるという。男は別の事件で逮捕されており、堀容疑者とも面識があった。また、この男が使っていた車には血痕があり、そのDNA型が野本さんのものとほぼ一致している。男は、野本さんと同じ江戸川区に住んでいた。近隣住民が証言する。