湘南美容クリニック 品川院の院長・本田賢治医師が「クマ取り王」と呼ばれる理由は、自身が開発した『韓流クマ取り』による仕上がりの美しさにも。どんなクマにも対応する技術を、症例をもとに詳しく解説していただきました。
「美容大国・韓国のクマ取りは、中顔面(目元から鼻先)をリフトアップさせ、クマの部分だけでなく顔全体を若返らせるのが特徴です。それを脂肪注入で再現できるように開発したのが私の『韓流クマ取り』です」と本田医師。
5000件以上の実績から一人ひとりの顔の特徴を分析し、顔表面の切開をしない脱脂と何方向からも繊細に行う脂肪注入で顔に自然な立体感を作り出すのがポイント。
「他院で『切開するしかない』と診断されたクマでも、韓流クマ取り術で改善するケースが数多くありますよ」(本田医師・以下同)
頬骨の高さに着目 何方向からも脂肪を注入
「いろいろな方向から繊細に脂肪注入をして、中顔面に自然な高さを作ります。高い部分に光が当たりやすくなり、ハリ感やツヤ感が増して若々しい印象になります」
眼球と中顔面の位置関係を徹底分析
「キレイな仕上がりのためにはクマ部分だけでなく、顔全体の分析と見極めが必要なんです。眼球や頬骨など、中顔面の骨の位置関係を考慮して施術していきます」
凹みが目立つくぼみグマは自然に高さを調整して改善
「50代になると目の上下に凹みとたるみが出てくるので、目元の老け感が強まります。細かく脂肪注入を行いボリュームと高さを改善しました」。眼球と目の周りの高低差がなめらかになり、実年齢より5~10才若い目元に。
目元全体の凹みが強まる痩せグマは脂肪注入でボリュームを回復
もともと頬骨が低めだったのに加え、加齢によってさらにボリュームダウンした症例。「目周り全体の凹みが強まりクマに。脱脂と注入で大幅にボリュームを回復したことで、たるみやクマが目立たなくなりました」。
切開レベルと諦めていた最強グマも入念な診察で切らずに治療可能に
長年クマとたるみに悩んでいたという50代女性。「丁寧にたるみを取り、脂肪注入で目元をふっくらと。明るい目元になりました」。
「一般的には皮膚切開レベルのクマとたるみですが、たるみを軽く取り、しわのリスクを抑えながら脂肪注入することで改善しました」
皮膚のふくらみが強く、一見すると切開が必要な大クマ。「実は頬骨上の凹みが強いために、ふくらみが強調されているだけ。実際の眼窩脂肪は多くないので、皮膚の表面を切らなくてもキレイになるというよい例ですね」。
長年のたるみグマも取り残さない脱脂と精密な注入でハリを回復
「強いたるみも丁寧に脱脂することでたるみが減らせます」。長年の悩みが解消し、すっぴんでもここまでキレイになったと大好評。
涙袋の下の黒い影や強いたるみが重なり、疲れてしわっぽい印象の目元に。「施術後は目元にハリ、ツヤ、高さが蘇りました」。
メイクで隠せない男性グマを解消すれば一気に若返る
近年はクマ取りを希望する男性も増えている。「1回で根本的な治療ができ、半永久的な効果があるため忙しい男性にも人気です」。
◆湘南美容クリニック 品川院
東京都港区港南2-4-3 三和港南ビル3F
https://www.s-b-c.net/clinic/branch/shinagawa/
料金:目の下の切らないクマたるみ取り
(脱脂のみ) 11万3000円、目の下の切らないクマたるみ取り+コンデンスリッチ注入
(目の下〜ゴルゴライン) 33万800円
取材・文/青山貴子
※女性セブン2023年12月14日号