衝撃の離婚劇から11日、プロスケーターの羽生結弦(28才)にようやく笑顔が戻ってきた。11月28日、仙台市とゼビオホールディングスは、仙台市内にアイススケートリンクを開設することで合意、協定を締結した。同市出身の羽生にとって、まさに“慶事”だった。羽生は動画メッセージを寄せ、「仙台での新たなスケートリンクの第一歩が踏み出されました。自分と同じように、この町でフィギュアをやりたいと思う次の世代が一人でも多く生まれることを期待しています」と笑顔で話した。
羽生にとって、ここ数日は耐え忍ぶ日々だったのだろう。11月17日に、元バイオリニストのAさんとの離婚を報告。結婚を発表してからわずか105日という短期間に加え、羽生が明かした離婚理由が、「様々なメディア媒体の許可なき取材」や「誹謗中傷やストーカー行為」に対して、相手と自分を守り続けることができないというもので、物議を醸した。
「羽生さんの悲痛な叫びに、多くのファンがマスコミ批判を繰り返し、ストーカーまがいの行動をする一部のファンを非難しました。その一方で、“離婚以外に方法はなかったのか”、“奥さんがかわいそう”といった逆風も吹き始めたのです」(スポーツ紙記者)
結婚発表以降もアイスショーや毎晩深夜のスケートリンクでの練習の帯同は、両親と姉だけ。Aさんが、母親を始めとする羽生の家族とうまくいっていなかったとの報道もあり、離婚の真相についても、取り沙汰され続けている。
「公人でも私人でも、離婚の理由が公表することと異なることは、よくあることです。現在の羽生さんへの逆風は、“お相手を守れないため離婚する”という理由に違和感を覚えた人が少なくなかった、ということに起因するのではないでしょうか。離婚理由はさまざま囁かれていますが、この105日間の結婚生活で、羽生さんサイドにとって予期せぬことが多々起こったことは間違いないと思われます」(フィギュアスケート関係者)
当初、羽生はAさんを“一般の方”と説明していた。しかし、Aさんの地元紙が、彼女が有名なバイオリニストだったことを実名報道すると、一転、Aさんに関するさまざまな情報が報じられた。
「お相手がAさんと判明すると、インターネット上に彼女の経歴に関する報道や目撃談が溢れました。その中には、あるメディアがAさんと某大物ミュージシャンの恋愛情報に関して取材していたことや彼女の昔の恋愛話、若いころのギャル風ファッション姿の写真など、バイオリニストとしての華麗な経歴とともに、過去に関する多くの情報が流れたのです。
Aさんは結婚前に自身のSNSを全て削除するなど“対策”はしていたようですが……羽生さんにとって、Aさんの恋愛情報なんかは初耳のこともあったでしょう。こういう想定外も離婚の理由の一つではないかと見られています」(前出・フィギュアスケート関係者)