ニューヨーク郊外の長閑な住宅地に、ひときわ目を引く白亜の大豪邸。8月、この邸宅が小室圭さんの通っていた米フォーダム大学の副学長から、中国出身の夫婦の手に渡った。価格はなんと、約2億2000円だったという。
ところが、大金をはたいて彼らが購入した“自宅”は、しばらくもぬけの殻。伸び放題だった庭の草がようやく刈り取られたのは10月末のことで、くしくも眞子さんと小室さんが引っ越しの準備を始めた時期と重なるのだった。
「小室さん夫婦が渡米以降住んでいたマンションの部屋は、11月中旬に“空室”となりました。引っ越し先として目されているのが、中国出身オーナーから賃借する白亜の大豪邸です。実は、この家には11月以降、リノベーション業者がせわしなく出入りしています。改修工事完了後、晴れてふたりは新居に引っ越しを完了させるのではないでしょうか」(在米ジャーナリスト)
小室さん夫婦のニューヨーク生活は3年目に突入した。2月に弁護士登録を果たして以降、激務に追われる小室さんに対し、眞子さんの就職はかんばしくないという。
「眞子さんは、展示作品へ解説文書を寄せたメトロポリタン美術館(MET)で学芸員として働きたいようですが、当初、協力していた日本美術部門の責任者が、彼女と距離を置き始めたようなのです」(前出・在米ジャーナリスト)
眞子さんには「元皇族」という唯一無二の肩書があるものの、最大のネックとなっているのが、博士号の資格を持っていないということだ。
「METは世界最高峰の美術館です。いくら元ロイヤルとはいえ、眞子さんを特別扱いするわけにはいかないというのが実情なのでしょう。眞子さんは心機一転、箔をつけるためにニューヨークにある大学院の美術専攻に進もうと考えているようです」(美術関係者)
眞子さんは、人生で初めて希望する仕事に就けないという、危機的状況に置かれているといってもいいだろう。そんな彼女の様子を、いたく心配している人物がいるという。
「小室さんの母・佳代さんです。佳代さんは、交際当初から眞子さんのことを真剣に気にかけてきた。ふたりが渡米してからは、“お嫁さんに会いたい”と口癖のように話しています」(小室家の知人)
佳代さんは、時には仕事を掛け持ちしながら、女手ひとつで小室さんを育て上げた。
「佳代さんはかねて海外セレブ生活に憧れてきました。しかしそれ以上に、息子を仕事に、嫁を勉強に専念させてあげたいという気持ちが強いのでしょう。現在、佳代さんは神奈川県横浜市内の2DKのマンションで父親と同居中ですが、荷物の整理を始めるなど、2人で渡米する準備を進めているといいます」(前出・小室家の知人)
冒頭の改装中の邸宅は2階建て。1階は主にリビング、ダイニングなどの共用スペース。2階はプライベートスペースで、3つのベッドルームや子供部屋がある。眞子さんと小室さんだけでは、むしろ持て余してしまうだろう。
「皇室では職員が身の回りのお世話をしていましたから、広大な敷地の掃除や、料理や洗濯といったさまざまな家事は、眞子さんにとって不慣れなものであることは間違いありません。佳代さんの支えがあることは、大学院進学、ひいては将来的な就職に向けて、大きなメリットでしょう。3年越しとなりましたが、ついに佳代さんの渡米が果たされるときがきたようです」(皇室記者)
2023年のクリスマスは、小室さん一家にとって特別なものとなる──。
※女性セブン2024年1月1日号