11月30日、秋篠宮さまのお誕生日にあわせ、宮内庁のホームページに3枚の写真が公開された。皇族方のお誕生日に際するお写真は、基本的に、宮内庁が委託したカメラマンによって撮影される。しかし、秋篠宮家には“専属カメラマン”がいるという。
「40代の、柔らかなライティングに定評があるフリーカメラマンです。ファミリーフォトやウエディングフォトを得意としています。秋篠宮ご一家が彼に写真を依頼するようになったのは、2020年ごろからだとみられています」(出版関係者)
今年の秋篠宮さまのお誕生日に際して公開されたお写真は、昨年のものと比較すると、ビビットであるように見受けられる。
なかでも印象的なのが、ヤシの木をバックにご一家が微笑む1枚だ。秋篠宮ご夫妻は、秋篠宮さまのネクタイと、紀子さまのお召し物があずき色というリンクコーディネート。佳子さまは白いタートルネックのインナーにこげ茶色のジャンパースカートを合わせられ、悠仁さまは鮮やかなブルーのネクタイのスーツをお召しになっている。
「インスタグラムの投稿のように“映え”を意識して、彩度を調整したのでしょうか。唇と頬のピンクがより華やかに写り、佳子さまはうるわしい印象を受けますね。また、紀子さまは黒目とともに、品のある笑顔が強調されています」(皇室記者)
長女の眞子さんが小室圭さんと2021年に結婚したあとも、秋篠宮ご一家に対する逆風はやまない。今年においては、秋篠宮邸の改修費用や、佳子さまの分室(旧御仮寓所)でのひとり暮らしについて懐疑的な見方もあり、秋篠宮さまはお誕生日に際する会見で、公表のタイミングについて「私自身がそのことについて、かなりぐずぐずしていた」と言及された。
秋篠宮家批判に人一倍頭を悩まされているのが、紀子さまだという。
「紀子さまのお考えの根底には、常に“皇族としてふさわしいかどうか”という基準があるといいます。国民からの予期せぬ批判は、紀子さまにとって喜ばしいものではないでしょう。お誕生日に際する近影で素敵な印象を発信することは、そうした国民に対する、ご一家のイメージ回復への一歩にもなりますから、紀子さまはお写真の撮影にお心を尽くされたかもしれませんね」(前出・皇室記者)
次期天皇家である皇嗣家に“ふさわしい”であろう、今後のお写真にも期待が高まる。