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《ソフトバンク移籍決定》「報告するのが筋では?」山川穂高に古巣・西武関係者が嘆息する「2つの不義理」

宣言から約1か月。異例の長さとなった

宣言から約1か月。異例の長さとなった

 12月14日、西武から国内FA権を行使していた山川穂高(32)がソフトバンクに移籍することが決定的となった。週明けにも発表される見通しだ。推定年俸は4年16億円超と見られていて、今季の年俸2億7000万円より大幅アップは間違いない。

 山川は11月14日に権利行使を表明してから約1か月間、なかなか続報が報じられなかった。ただ一部報道ではソフトバンク入団が「有力」、なかには「確定」などと報じられていたため、SNSでは〈どうせ決まっているなら早く発表すれば良いのに〉という声も上がっていた。ほかにも、元楽天・安樂智大のパワハラ騒動や、大谷翔平のスポーツ選手最高額での契約報酬など、別の大きな話題があったことから、〈いまが発表する一番のタイミングだろ〉という声も見られた。

「山川サイドとしては少しでも早く発表したい気持ちもあったでしょうが、実際のところ大筋合意に至ったのは12月13日に行なわれた交渉でのことだったようです。その間、山川サイドにはソフトバンク側の動きがあまり伝わっておらず、残留も検討していたという話でした。中日が獲得に向けて調査しているという報道もありましたが、中田翔を獲得したことで消極的になっていた。西武側が山川のFA宣言後3週間以上経って宣言残留を認めると明かしたのも、そうした山川サイドの事情を汲んだからです」(スポーツ紙デスク)

 西武は山川に単年での契約を提示していた。億単位の大幅減俸を提示していたと報じられているが、今季の成績、さらに騒動の影響を顧みると、温情といってもいいかもしれない。西武の球団関係者は「チームとしては来季も山川を戦力としてみていたのは間違いない。ただし、来季も西武でプレーするのであれば、ある「“禊ぎ”をする必要があった」と口にする。

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