12月9日に最終回を迎えたドラマ『単身花日』(テレビ朝日系)。いわしげ孝氏の人気漫画を原作としたこの作品は、ドラマでも手に汗握る展開が繰り広げられ、衝撃ラストに視聴者からは「怖すぎる」「最後まで惑わされた」といった声が上がった。
そんな話題をさらった同作は、重岡大毅(31)演じる主人公・桜木舜が単身赴任先の鹿児島で中学の同級生で初恋の女性・武田花(新木優子・29)に再会するところから物語が始まる。お互いに既婚者でありながらも、恋愛感情が高まっていき、そこに舜の妻のゆり子(高梨臨・34)、舜をライバル視する同級生・片山直哉(田中樹・28)も加わり、男女の複雑な四角関係を描いていく。ドラマウォッチャーがこう話す。
「胸キュンもののラブストーリーかと思いきや、花の夫が主人公に瓜二つだったり、男性がナイフで刺される姿が映し出されるなど、ドラマにどう関係してくるのかわからないものが挿入され、ミステリー的展開もふんだんに組み込まれている。
なかでも、主人公の妻・ゆり子を演じる高梨さんは、単身赴任中の夫に盗聴器を仕込んだカエルのぬいぐるみを送りつけたり、不倫を疑っていきなり赴任先の鹿児島を訪れたりとエキセントリックな行動を繰り返す“サレ疑惑妻”の役をリアルに演じきり、『怖いけど気持ちはわかる……』と観る人たちの共感を誘っていました」
本誌・週刊ポストはそんな同作のロケ現場をキャッチしていた。10月半ばの17時頃、都内の繁華街の歩道で撮影をするロケ隊を発見。居合わせた男性がその時の様子をこう振り返る。