「こうして祝ってくれるのはやっぱりうれしいよね。(滝沢秀明とは)いろいろとやりとりはしているよ。細かくは言えないけれども」──近藤真彦(59才)が笑顔で明かしたのは、12月12日、都内のホテルで開催した自身のディナーショーでのこと。会場には滝沢秀明氏が設立した新会社「TOBE」からの祝花が輝きを放っていた。旧ジャニーズ事務所の“大先輩”にも礼儀を欠かさない滝沢。彼はいま、ある壮大な計画の準備に追われているという。
「2024年3月にTOBEの東京ドーム公演が予定されているので、多忙を極めているようです。所属アーティスト全員が参加し、3日間で、のべ15万人の動員が想定されているとか。これまで、彼らの姿は、SNSやYouTubeなどで見ることができましたが、TOBEに参加後、ファンの前に登場するリアルイベントは初めて。お披露目イベントとしては異例の規模ですが、チケットは争奪戦必至でしょう」(興行関係者)
2023年3月に設立されたばかりのTOBEだが、所属するアーティストは実に豪華だ。設立後、元「V6」の三宅健(44才)や、元「King & Prince」の平野紫耀(26才)、神宮寺勇太(26才)、ジャニーズJr.の7人組グループだった「IMPACTors」のメンバー全員、元「Kis-My-Ft2」の北山宏光(38才)らが次々と加入。さらに10月には、元「King & Prince」の岸優太(28才)も平野や神宮寺の後を追って合流し、3人で新グループ「Number_i」を結成した。
「11月には、TOBEの所属アーティスト全員が出演する公式YouTube番組『とべばん』のライブ配信がスタート。初回からKOSEとスシローが公式スポンサーとして協賛するなど、地上波テレビ並みの豪華さやクオリティーの高さでも話題になりました」(芸能関係者)
そんな彼らが前々から“匂わせ”てきたのが、東京ドーム公演だった。
「10月15日、『Number_i』の結成を発表したのも、東京ドームからの生配信でした。また、その後公開されたYouTubeの動画でも、平野さんが“(東京ドームに)今度はまた違う形で戻ってこれたらいいね”と意味深な笑顔で語っていた。
思えば、東京ドーム公演はキンプリのデビュー時の目標の1つでもありました。2022年春にその夢を叶えたときは感無量だったそうで、その思い出の場所に今度は『Number_i』として戻って来て、ファンとも再会したい、という思いの表れなのでしょう」(前出・芸能関係者)
「Number_i」のメンバーだけでなく、多くのアーティストにとって特別な場所である東京ドーム。そこで開かれる“TOBE全員集合”の公演はどのような内容になるのだろうか。
「現在選考が行われているというオーディションの合格者もこの場で発表されるそうですよ。当日は、アーティストのライブだけでなく、さまざまな要素が詰め込まれたイベントになりそうです」(前出・興行関係者)