芸能界随一の日本酒通として知られる船越英一郎
寒い季節は日本酒にかぎる。熱燗でやるもよし、キリッと冷酒も捨てがたい。最近流行のスパークリングで乾杯するも格別だ。冬の味覚を引き立てる日本酒で新春を祝う──。
「『しずく』がある!! 『醸し人九平次』に『作』『あべ』『風の森』『旦』もある。全部旨い酒ですよ!!」
微発泡の「風の森 秋津穂 807」で乾杯。「旨いっ! 微発泡の日本酒は、おせち料理によく合います」(船越氏)
全国各地の銘酒が揃う店内で、日本酒の資格を持つ永澤比呂無店長が「新酒の時期はにごり酒を出す蔵元も多いです」と冷蔵庫を開けると、船越英一郎氏の声が弾んだ。
「毎年正月は福井の『黒龍 干支ボトル』と山形の『栄光冨士 日乃輪』で過ごすのが私の流儀です。前者は毎年干支ラベルが変わり、後者は太陽をイメージしたラベルで、これもまた新しい年の幕開けを祝うのにもぴったり。しかも、おせち料理との相性も抜群です」
黒龍 干支ボトル(福井県):搾りたての純米大吟醸生原酒。書家・稲村雲洞氏の文字が躍る
永澤店長も「両方キレのよい味わい」と頷く。
「キレがいいから後をひく。後をひくのが正月らしくていい(笑)。新春にふさわしい酒は、1本で食前酒、食中酒、食後酒の力を発揮する“万能酒”です」(船越氏)