2023年12月31日、大晦日の昼下がり。音楽活動を休止中のKiinaこと、氷川きよし(46才)が3匹の愛犬を連れて住宅街を歩いていた。
バレンシアガの黒いニットにコーデュロイのパンツを合わせたカジュアルな装いで“演歌のプリンス”が向かった先は都心のスーパー。自宅に大勢の友人を招く準備で自ら食材の買い出しに出かけるところだったようだ。
2022年末のNHK紅白歌合戦で『限界突破×サバイバー』を披露したのを最後に、音楽活動を休止した氷川が表舞台から姿を消してから丸1年。紅白のステージでは「また必ず帰ってきます」と復活を誓ったが、いまだ活動再開の目途は立っていない。
「氷川さんは2000年に『箱根八里の半次郎』でデビューして以来、23回連続で紅白に出場してきました。2001年にリリースした『大井追っかけ音次郎』や翌年の『きよしのズンドコ節』などのヒット曲を紅白で披露し続けてきましたが、連続出場記録は途切れてしまったのです」(音楽担当記者)
昨年末の紅白のテーマは“ボーダレス”。NHKサイドは、インタビューなどで《自分らしく生きたい》と語り、髪を伸ばしてメイクを施す氷川に早い段階から出場を打診していたというが、結局実現には至らなかった。
「氷川さんのファンも本番当日までサプライズ出場を期待していたようですが、まだ復活のタイミングではないようです。もっとも、本人にも紅白への未練はあるようで、同じ事務所の水森かおりさん(50才)が『(余興に)しれっと交ざりたい』と氷川さんからLINEが来たことを明かしています」(前出・音楽担当記者)