日本テレビ系夜の報道番組『news zero』の有働由美子キャスターが3月で交代することが発表されるなど、今も各局激戦が繰り広げられている夜のニュース番組。そんななかにあって異色の存在ともいえるのが現在『FNN Live News α』の月〜木でメインキャスターを担当する堤礼実アナである。
特に印象的なのが『みんなのKEIBA』の卒業回で元中日ドラゴンズの投手で競馬通の山本昌をして「オッズを読み上げる堤さんの声がとても好きでした」と絶賛された甘いボイスで、観る者の心を癒してくれる。番組の進行ぶりも的確で慌てることがない。その落ち着いた佇まいはまさに深夜帯の番組に相応しいといえる存在なのだが、今回は一見、完璧に見える堤アナの意外な一面をご紹介しよう。
堤アナは1993年11月23日生まれの現在30歳。2012年4月に大妻女子大学人間関係学部人間関係学科(社会・臨床心理学専攻)に入学し、大学2年時の2013年10月からは女性ファッション誌『non-no』(集英社)で読者モデルとしての活動を開始している。一方でアナウンサーを目指し、フジテレビアナウンススクール“アナトレ”でアナウンス技術を学んだ。そして2014年11月から2015年5月までの7カ月間、『BSフジNEWS』の27期学生キャスター(火曜日担当)を担当。現在の『FNN Live News α』を担当する遥か以前、女子大生時代にすでにストレートニュースの経験があったというワケだ。
堤アナといえばその美貌は当時から群を抜いていたようで、実はこんな珍エピソードが残っている。大学2年生だった2014年2月に当時TBS系で放送されていた人気バラエティ『さんまのSUPERからくりTV』に当時、カフェでアルバイトしている美人女子大生として登場していたのだ。しかもこの回は“芸能人が街で見つけた美男・美女に本気で告白SP”という内容で、そのカフェの常連だったタレントのハリー杉山から好意を持たれ、ガチで告白されてしまう。このときハリーは赤いバラの花束を取り出し、「礼実ちゃんごめん。もうね、言葉なんていらないよ、好きだよ。君のことをもっと知りたいから、付き合う前提として一度はディナーに誘わせて下さい」と日本語で告白し、さらに英語で「心の底からあなたのことを想っています」とその熱い想いを伝えたのだった。