国内

【中学生YouTuberグループ・ちょんまげ小僧】収益分配をめぐる親同士の内紛騒動か 父親が語った「6等分にするつもりはない」の真意

「ちょんまげ小僧」のメンバー(左から、ナマズ、イソ・ギンチャク、パンダ、ひき肉、ちょんまげ小僧、右足。画像はYouTubeより)

「ちょんまげ小僧」のメンバー(左から、ナマズ、イソ・ギンチャク、パンダ、ひき肉、ちょんまげ小僧、右足。画像はYouTubeより)

 2023年、YouTubeが発表した日本の「トップ登録者増加クリエイター」年間ランキングで見事1位に輝いた「ちょんまげ小僧」。バズり始めてから半年も経たずにビッグドリームを掴んだかと思いきや、思わぬ落とし穴があったようで──。

「ひき肉です!」。甲高い声で叫びつつ手をパチンと打ち、腕を広げながら頭をうつむかせる──大人気YouTuber「ちょんまげ小僧」がブレークするきっかけとなった、“あいさつ動画”だ。女優の本田翼(31才)をはじめ、バレーボールの高橋藍選手(22才)、アイドルグループのNiziUら、さまざまな著名人がこの“あいさつ”を真似したことで瞬く間にその名は拡散し、ついに、昨年の「ユーキャン新語・流行語大賞」にもノミネートされた。

「ちょんまげ小僧」とは、九州地方の公立校に通う中学1年生の6人組グループだ。全員が本名を明かしておらず、それぞれ「ちょんまげ小僧」「ナマズ」「イソ・ギンチャク」「ひき肉」「パンダ」「右足」というあだ名で呼び合っている。

 1月12日にはYouTubeチャンネルが見られなくなる事態が発生したが、13日夜には復活。原因は、メンバーの操作ミスだったと説明している。

 昨年8月からチャンネル登録者数を一気に伸ばし、いまや全国的に知られた彼らは、地元ではスターとして素性も知られる存在になっていた。しかし、彼らに近い人たちからは、よからぬ噂が流れているというのだ。

「この町の人なら、みんな彼らのことは知っています。ただ、ちょっと有名になりすぎたのかな。どうやら、お金にまつわるトラブルが起きているっていう話なんですよ」(地元住民)

「ちょんまげ小僧」のYouTubeチャンネルの開設は2022年12月と、まだ1年ほど。しかし、TikTokに投稿した動画で一気に人気に火がつき、チャンネル登録者数は現在150万人を超え、群雄割拠のYouTubeの中でも上位を占める。昨年12月には全員そろってHIKAKIN(34才)らとともにソフトバンクのCM出演も果たした。

 登録者数が1000万人を超える有名YouTuberのHIKAKINや、はじめしゃちょー(30才)の年収は数億円ともいわれる。

「『ちょんまげ小僧』の再生回数から推察すると月収は40万~120万円程度ではないでしょうか。今後、テレビCMなど商品のPR案件などが次々入るようになれば億単位の収入も夢ではないでしょうね」(ITジャーナリスト)

 スターダムにのし上がった「ちょんまげ小僧」。しかし、未成年者の作成したアカウントは、規約上、YouTubeで広告収益を得ることはできないという。

「『ちょんまげ小僧』の場合、全員が12~13才なので、親あるいは大人の関係者のアカウントで広告収益を得ているとみられます」(前出・ITジャーナリスト)

「ちょんまげ小僧」の動画の特色は、中学生らしい明るさと、同級生だから出せる和気あいあいとした空気感にあるが、親同士はどうなのだろうか。別の地元住民が声を潜めて打ち明ける。

「税金対策で法人を作った親がいるみたい。やっぱり儲かっているんでしょうね。子供同士の仲は動画の通りいいけれど、親同士はどうなんでしょう。あるメンバーの親が『うちはもっと多くほしい』と言っているという噂を聞きました」

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
宇宙飛行士で京都大学大学院総合生存学館(思修館)特定教授の土井隆雄氏
《アポロ11号月面着陸から55年》宇宙飛行士・土井隆雄さんが語る、人類が再び月を目指す意義 「地球の外に活動領域を広げていくことは、人類の進歩にとって必然」
週刊ポスト
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
佐々木朗希のメジャーでの活躍は待ち遠しいが……(時事通信フォト)
【ロッテファンの怒りに球団が回答】佐々木朗希のポスティング発表翌日の“自動課金”物議を醸す「ファンクラブ継続更新締め切り」騒動にどう答えるか
NEWSポストセブン
越前谷真将(まさよし)容疑者(49)
《“顔面ヘビタトゥー男”がコンビニ強盗》「割と優しい」「穏やかな人」近隣住民が明かした容疑者の素顔、朝の挨拶は「おあようございあす」
NEWSポストセブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン