上流階級の子女のみ招待される、パリの舞踏会「ル・バル・デ・デビュタント」に燕尾服姿で登場したのは、キランくん(17才)。あのデヴィ夫人の孫である。そんな“リアル王子様”の素顔を直撃した。
「『ル・バル・デ・デビュタント』に招待された時はとてもうれしく、光栄だと感じました。ほかの国の若い世代と交流できたのは、よい経験でした。招待状が届いたのは、母(カリナさん)のステータスがあってのことなので、母に感謝したいです」(キランくん)
かつて社交界で“東洋の真珠”とうたわれたデヴィ夫人。孫にはどんな助言をしたのかを尋ねると、「キランの教育はすべて娘でありキランの母のカリナに任せております」とにっこり。
「社交界は長い歴史がある一方、“古い慣習”とも受け取られがちです。しかし実際に若い彼らがワルツを踊る姿を目にすると、とても美しく、やはり意義のある時間なのだと感じました」(カリナさん)
現在はイギリスの名門校・セブンオークスで寄宿舎生活を送るキランくん。奇しくも取材前日、合格率5%といわれる“世界四大経済大学”の1つである超難関・米国シカゴ大学への合格がわかった。
「海外からの合格はさらに難しいのよ!」と目を細めるデヴィ夫人の隣で「父と同じ大学に進学でき、勉強できることはうれしい限りです」と冷静に答える姿は“エレガント”の一言!
“光り輝く”将来が楽しみです!
撮影/佐藤航嗣(UM)
※女性セブン2024年2月1日号