バンダイナムコグループの家電メーカー「シー・シー・ピー」が、女性をターゲットにしたホットサンドメーカーを発売した。
「ホットサンドは食パン2枚を使って調理する場合がほとんどですが、女性ひとりでは一度に食べきれないという声も多い。また、違った味を楽しみたいという要望もあったため、朝食でもおやつでも気軽に食べられる、8枚切りの食パン1枚を半分に折って作るホットサンドメーカーを開発しました」(同社広報担当の早崎希代子さん・以下同)
本製品は、パンの置き方次第で三角型と四角型の2通りを楽しめる2WAYプレートを採用。プレートの突起に食パンの角を引っかけてセットし、くぼみ部分に好みの具材を置き、蓋を閉じて、タイマーを設定する。
「バナナやウインナーなど厚みのある具材を入れるときは四角形、ハムやチーズなど平たいものをサンドするなら三角形がおすすめです」
約5分で焼き上がり、食感も楽しめるという。
「くぼみの周囲に3mmの浅い溝があるため、パンを潰しすぎず、ふんわりした食感に。逆に端っこの耳部分はギュッとプレスされ圧着するので、こんがりと仕上がります。具材の入るくぼみは17mmの深さと最大100mmの幅があり、スクランブルエッグであれば卵1個分、ソーセージなら丸々1本入ります」
つまり“カリッ”“ふわっ”のダブル食感と、たっぷりのアツアツ具材を頬張れるわけだ。
また、タイマー付きなので(1分刻みで10分まで設定可)、忙しい朝にもうってつけだ。
さらに、掲載写真のようなメニューが作れるレシピブックが付属。東京・品川区中延の「ホットサンド専門店 メイプル」の監修によるもので、同店の人気メニューを本製品に合わせてアレンジし、紹介している。
「プレートが当たる面にバターを塗ると香りが立ち、外側がきつね色になり、さっくりと焼き上がります。専門店直伝の、おいしく焼き上げるコツも随所に記載しています」
もちろんレシピ以外でも、生食できるものや調理済みの食材を入れれば、オリジナルのホットサンドが出来上がる。トマトなど水分の多い野菜はサクサク食感が損なわれるので、投入するなら少なめにするのがポイントだ。カレーやコロッケなど夕飯の残りものをサンドすれば、アレンジレシピも完成する。
こんな汎用性の高い調理器具を使って、いろいろなメニューを楽しんでみてはいかが。
【商品DATA】
『1枚焼ホットサンドメーカー BISAND』/シー・シー・ピー/7680円
サイズ/幅210×奥行235×高さ225mm
重量/1.5kg(プレート取り付け時)
付属品/プレート(2枚)、レシピブック。カラーはアイボリー。
取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2024年2月1日号