卓球元日本代表の石川佳純さん(30)が資生堂プロフェッショナルのヘアケア商品「サブリミック」の新たなアジアKOL(キーオピニオンリーダー)に就任した。KOLとはいわゆる「公式インフルエンサー」で、アジアに向けた“顔”である。
「石川さんはユニクロやJAをはじめ4本のCMを抱える売れっ子。資生堂まで参戦したことで、石川さんの広告塔としての価値はうなぎ登りです。抜群のビジュアルに加え、明るく聡明で好感度しかない。引退した女子アスリート枠ではいま一番ホットな存在。CMは争奪戦状態ですね」(広告代理店関係者)
彼女の強みは、グローバルな人気だ。50万人近いフォロワーを抱えるインスタグラムでは、中国語や英語の応援コメントも多数。インスタでは見慣れた卓球着からは雰囲気が一変した艶やかなドレス姿を投稿することもあり、〈美しい!〉といった中国語の書き込みが散見される。
本人も語学が堪能で中国語はほぼネイティブ、英語も通訳なしで会話ができる。世界展開する企業にとって、実に魅力的な逸材だという。
「石川さんはスキャンダルの気配が皆無ということもあり、代理店の目も一気に集まりました」
新たなCM女王として躍進する石川さんだが、ライバルになりうる女性もいるという。別の広告代理店関係者が言う。
「先日引退を発表したフィギュアスケートの本田真凜さん(22)です。可憐なルックスに加え、彼女もアジア圏で抜群の人気を誇る。芸能活動にも意欲的なので、CMも引く手数多になるでしょう。今年は石川vs本田のCM本数対決にも注目が集まりそうです」
※週刊ポスト2024年2月2日号