久々に番付上位による優勝争いが繰り広げられている大相撲初場所(東京・国技館)。大関候補の関脇・琴ノ若が頭一つリードし、横綱と大関2人が星ひとつの差で追う展開だ。残り3日で星の潰し合いとなるが、土俵上の盛り上がりと呼応するように、溜席では連日、著名人がNHKの大相撲中継に映り込み、注目を集めている。
大の里が10年ぶりに新入幕での横綱との対戦となった12日目には、タレントの勝俣州和が派手なオレンジ色のカーディガン姿で登場。NHKのBS放送で幕下の取組から座っている姿が映っていることから、ネット上では「幕下から見ているなんて凄い」と賞賛の嵐だった。この日の溜席には、プロ野球・巨人前監督の原辰徳氏(オーナー付特別顧問)の姿もあった。
2日目には、向正面の東花道近くの最前列に「高須クリニック」の高須克弥院長が座り、溜席最後方にはタレントで元大関・小錦のKONISHIKIが映り込んでいた。3日目には東の力士控え席の後方の溜席で落語家の蝶花楼桃花と「湘南乃風」メンバーの新羅慎二が観戦。6日目にはプロボクシング元WBA世界スーパーフェザー級王者の内山高志の姿もあった。
他にもタレントのねづっち、歌手のつのだ☆ひろ、林家ぺー・パー子夫妻、タレントの上地雄輔の姿が中継に映り込み、ネットで話題になっていた。
九州場所で15日間を通して向正面の控え行司のすぐ隣の溜席で観戦して話題を呼んだ「溜席の着物美人」は、国技館では西花道に面したマス席が定位置。しかし、今場所3日目には突然、向正面の溜席5列目にピンクの着物姿で登場。NHK大相撲中継の画面に映り込んで存在感を放った。11日目には西花道に面した溜席にイエローの着物で登場している。