芸能

『ブギウギ』新キャストは美空ひばりがモデルか? 抜擢されたのはブレイク前夜「吉柳咲良」、過去には山口百恵役で歌声披露

吉柳咲良の歌声にも注目(本人公式インスタグラムより)

吉柳咲良の歌声にも注目(本人公式インスタグラムより)

 NHKの連続テレビ小説『ブギウギ』の新たなキャストが1月22日に発表されると、その1人に同ドラマの視聴者たちがザワついた。

 ヒロイン・スズ子(趣里、33)が出会う「若手スター歌手/水城アユミ」なる新キャラクターを若手女優の吉柳咲良(19)が演じることが発表されるや、〈この子が美空ひばりなのでは!〉〈いよいよ美空ひばりの登場ってことよね?〉と沸き立ったのだ。

 スズ子のモデルとなった“ブギの女王”笠置シヅ子を語る上で欠かせないのが、天才少女として名を広め、“ベビー笠置”として人気を博した美空ひばりの存在だ。後にライバルとしての「因縁」も語り継がれる昭和の2大スターだからこそ、『ブギウギ』の物語に登場するのか、しないのか──注目されているのだ。

 芸能評論家の三杉武氏は、「そう期待されている役を演じるのが吉柳さんという点が興味深いです」と語る。

 吉柳は2016年にホリプロタレントスカウトキャラバンでグランプリを獲得したことがきっかけで、翌年に女優デビューした。

「『ブギウギ』より一足早くNHKのドラマ『アイドル誕生 輝け昭和歌謡』(2023年12月1日/2024年1月2日放送)で吉柳さんは山口百恵役を演じ、得意の歌声を披露して話題になった、まさにブレイク前夜の女優なんです」(三杉氏)

『ブギウギ』の出演について吉柳は、「スズ子さんのライバルとなるような役柄で、大好きな歌も披露させていただきます」(『ブギウギ』公式サイト)とコメントしている。芸能関係者が語る。

「吉柳は最年少タイの13歳でミュージカル『ピーター・パン』の10代目主役を務めて歌唱力を磨き、近年は女優としての実績を重ねているところは事務所の先輩の高畑充希と重なります。高畑も朝ドラ『ごちそうさん』(2013年)にヒロインの義妹役で出演、当て書きで歌唱シーンを追加したところ話題になり、一気にブレイクしました。吉柳も『ブギウギ』の役どころは未知数ですが、歌の“見せ場”はあるのでしょう」

※週刊ポスト2024年2月9・16日号

関連記事

トピックス

地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
4月7日、天皇皇后両陛下は硫黄島へと出発された(撮影/JMPA)
雅子さま、大阪・沖縄・広島・長崎・モンゴルへのご公務で多忙な日々が続く 重大な懸念事項は、硫黄島訪問の強行日程の影響
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン
SNSで出回る“セルフレジに硬貨を大量投入”動画(写真/イメージマート)
《コンビニ・イオン・スシローなどで撮影》セルフレジに“硬貨を大量投入”動画がSNSで出回る 悪ふざけなら「偽計業務妨害罪に該当する可能性がある」と弁護士が指摘 
NEWSポストセブン
都内にある広末涼子容疑者の自宅に、静岡県警の家宅捜査が入った
《ガサ入れでミカン箱大の押収品》広末涼子の同乗マネが重傷で捜索令状は「危険運転致傷」容疑…「懲役12年以下」の重い罰則も 広末は事故前に“多くの処方薬を服用”と発信
NEWSポストセブン