NHKで毎週日曜日午後9時50分から放送されているスポーツニュース番組『サンデースポーツ』。そのMCを担当している中川安奈アナ(30才)のインスタグラムが話題となっている。
中川アナがインスタグラムを開設したのは、2023年5月のこと。最初の投稿では、〈プライベートのことを発信していきます!〉とのコメントとともに、『サンデースポーツ』でコメンテーターを務める元体操日本代表選手の村上茉愛さんとの2ショットを公開した。その後は、テレビ東京の角谷暁子アナ、同じくテレビ東京の竹崎由佳アナ、NHKの先輩にあたる杉浦友紀アナらとのプライベーショット、スポーツ観戦の様子、愛犬を抱いている写真を投稿するなど、アナウンサーの日常を垣間見ることができる。
「民放の局アナがインスタグラムでプライベートを公開するのは珍しくないのですが、NHKのアナウンサーとなると中川アナくらいでしょうか。おそらくほとんどが私服の写真で、テレビでは見られないそれらの姿は、かなり貴重ですね」(テレビ局関係者・以下同)
そんな中川アナの貴重なインスタだが、一部からは批判的な声もあがっている。
「NHKのアナウンサーというと、とにかく正統派で真面目で保守的というイメージを抱く視聴者も少なくありません。だからなのか、インスタで華やかなプライベートを公開することに対して、『NHKらしくない』などの声もありますね。また、ミニスカートやスタイルの良さがわかるような私服の写真に対して、『NHKも変わったなあ』といったコメントのほか、かなり露骨なセクハラコメントやアンチコメントもあります。いずれにしろ、NHKアナの異例の個人インスタが物議を醸しているのは事実です」
しかし、個人インスタを持つのが当たり前の民放のアナウンサーであれば、そこでの発信が人気に繋がっていくこともある。
「アナウンサーによるインスタなどのSNSでの情報発信は、仕事の一環でもあると言えます。番組の宣伝にも役立ちますし、インスタをきっかけに自分の存在を知ってもらい、それから番組を見てもらうという流れもある。また、SNSではプライベート感があふれている投稿のほうが好まれやすく、インスタで“NHKっぽい”投稿をしたところで、喜んでもらえない。そういう意味では、私生活を見せている中川アナのインスタはアナウンサーとしてはごくごく一般的な使い方であり、批判を受けるような要素はあまりないと思うんですよね。
NHKだって時代とともに変わっていきますし、アナウンサーが楽しみながらプライベートを公開するようになっていくのも、自然な流れですよ。今はまだ批判する人もいますが、徐々に受け入れられていくと思いますね」
NHKにおける“インスタキャラ”を独占
その一方で、「NHKらしくない」と言われることが、中川アナにとってのメリットになっている部分もあるようだ。