コードレススティッククリーナーやハンディクリーナーなど、フロアケア家電を中心に展開するシャークが昨年、美容家電ブランドに参入した。
今回紹介する『Shark SpeedStyle』は、折りたたみ時であれば高さ110×幅197×奥行48mmとコンパクトで、手軽に持ち運べる。
「ハンドル径は約12cmとスリムながら、セミロングなら約4分で乾かせるパワフルさが自慢です。一般的に髪は高温の風を当て続けるとダメージを受けるといわれていますが、使用時は製品内で毎秒1000回の自動計測が行われ、風温を約90℃以下に制御しています」(PRマネージャーの岡政樹さん・以下同)
風温は高・中・低があり、それぞれ約85℃・約70℃・約55℃(いずれも±5℃)。風量も強・中・弱の3段階。
さらに、温風(約5秒)と冷風(約7秒)が交互に切り替わるスウィングモードや、冷風と温風をワンタッチで切り替えるクールショットボタンを搭載。発生するマイナスイオンが静電気を軽減し、まとまりのある髪に仕上げる。
本製品のコンセプト「スタイリングもできるドライヤー」を実現するため、3つのスタイリング用アクセサリーが付属されている。つるツヤローラーは髪の表面をなでるだけで浮き毛を44%抑え【※1】、ツヤを88%アップする【※2】。
【いずれも髪を自然乾燥した状態との比較、シャーク社調べ】
「ゆっくりと髪になでつけるように使うだけで、一目瞭然のツヤが出ます。お客さまからは『一度で髪がつるつるになる魔法のようなツール』というお声もいただいています」
ロールブラシには、摩擦が生じにくく、自毛となじみやすい天然の猪毛を採用。ツヤを与え、まとまりのある髪に仕上げる。使い方は掲載写真のようにドライヤーの先端に取り付け、本体は動かさずに、ブラシの先を指でくるくると回転させながらブローする。
「美容院では、ロールブラシでテンションをかけ、大風量のドライヤーでツヤを出しながらまとまりのある髪に仕上げますが、その作業を自宅で行うのは難しい。しかし、本製品はこのロールブラシをドライヤーの先端に取り付ければ、パワフルな風量で手軽にサロンの手技を再現できるのです」
製品を使用した美容師からは「美容師泣かせのドライヤー」と言われたそう。
ワイドノズルは噴き出し口の幅が約8cm×縦約1.2cmと細く、風が集中するため風速が33%アップする【アクセサリーを付けない状態との比較、シャーク社調べ】。
カラーはマット感とパール感を併せ持つテクスチャーに、輝度をプラスしたフラミンゴピンク・シェルホワイト・ブラックメタリックの3色。すべて日本オリジナルだ。
取材・文/藤岡加奈子
商品DATA
『Shark SpeedStyle』シャーク/2万9700円
サイズ/高さ205×幅160×奥行48mm(折りたたみ時:高さ110×幅197×奥行48mm)
本体重量/約640g(コード含まず:約410g)
付属品/つるツヤローラー、ロールブラシ、ワイドノズル。カラーは、フラミンゴピンク、シェルホワイト、ブラックメタリック
取材・文/藤岡加奈子
※女性セブン2024年2月8日号