芸能

高野洸ロングインタビューPART2[歌詞に投影したのは優柔不断な自分]

ソロデビュー5周年を迎えた高野洸

ソロデビュー5周年を記念した新曲をリリースした高野洸

 高野洸が、ソロデビュー5周年を記念した新曲『ex-Doll』(発売中、エイベックス)をリリース。カップリングには、自ら作詞を手掛けた『チクタクタ』も収録。言葉遊びが得意な高野らしいセンスが光る歌詞の制作秘話とは──!? (全3回の第2回)

 * * * 

──高野さんのボーカルは、聞き心地の良さが魅力的だなと感じます。難しい曲でも、難しさを感じさせないような“ボーカル力”は、日ごろからトレーニングなどをされて磨いているんでしょうか?

過去にはボイストレーニングをやっていた時期もありましたけど、家で歌って練習をしたり、曲の解釈を深めたりしているので、レコーディングまでの過程は以前よりも増えた気がします。

──難しいボーカルテクニックを使っていても、その難しさを感じさせないように歌っているのがすごいな……と。

ありがとうございます。海外の作家さんが作った曲も多いので、日本語で歌う難しさを感じることはありますね。

──サウンド的には英語の歌詞のほうが歌いやすそうな曲でも、日本語の歌詞で、きれいに音をはめて歌っていますよね。

レコーディングをしたものを自分で聞いて、“聞きなじみがいいか”をチェックして、レコーディング中に歌い方を調整したりしています。声質で聞こえ方が全然違ったりするんですよ。

──高野さんが作詞された『チクタクタ』は、タイトルがユニークで印象的でした。

このタイトルは最後に付けました。曲を聞いたときに印象的な音のフレーズがあって、それがこの曲のメインになるなって思ったんです。そこにどんな言葉を当てはめるのかが重要で、音色的に時計っぽさがあったので、時間のことについて書こうかな……と。自分が優柔不断なことに悩まされているので、優柔不断をテーマにしました。

──この歌詞には、ご自身のことが反映されているんですね。

はい。この曲に関しては、ほぼ自分のことをモチーフに書きました。

──テーマが決まった後、詞を書きだしてからも悩みましたか?

悩みました。印象的な音のフレーズにどんな言葉を当てはめるか、試行錯誤しながら。分かりやすすぎる言葉だと、つまらない楽曲になってしまうかな……という思いもあったので、一発で聞いて理解ができる言葉とそうではない言葉のバランス感に気をつけながら書きました。“優柔不断”という言葉はどこかに入れたかったんですけど、結構、インパクトがある言葉なので、入れる場所が難しかったですね。

関連記事

トピックス

天皇陛下にとって百合子さまは大叔母にあたる(2024年11月、東京・港区。撮影/JMPA)
三笠宮妃百合子さまのご逝去に心を痛められ…天皇皇后両陛下と愛子さまが三笠宮邸を弔問
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
胴回りにコルセットを巻いて病院に到着した豊川悦司(2024年11月中旬)
《鎮痛剤も効かないほど…》豊川悦司、腰痛悪化で極秘手術 現在は家族のもとでリハビリ生活「愛娘との時間を充実させたい」父親としての思いも
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン