国内

紀子さまの寵愛を受けた最側近が交代 眞子さん結婚・悠仁さまコピペ論文・佳子さま一人暮らし…後手に回っていたトラブル対応、新布陣で信頼回復へ

紀子さま(9月24日撮影、EPA=時事)

最側近、皇嗣職大夫まで務めた人物が交代(9月24日撮影、EPA=時事)

「やっと交代が決まったと安堵しています。彼は、2016年秋に宮家の最側近になり、2019年5月の御代がわりで『皇嗣職大夫』となりました。現在に至るまでのおよそ7年間で、ご一家に対する国民の信頼は失墜の一途をたどっています。新たな“布陣”で信頼回復につとめるしかありません」(宮内庁関係者)

 1月30日、宮内庁の皇嗣職を束ねるトップで、秋篠宮家の事務・広報全般を担う皇嗣職大夫を務める加地隆治氏(71才)が退任し、後任の吉田尚正氏(63才)の就任が発表された。

「吉田氏は元警視総監で、一般企業の顧問や社外取締役を経験後、2022年7月から秋篠宮家の相談役である御用掛を務めてきました。元警視総監が御用掛に就任するのは異例で、当初から、吉田氏は皇嗣職大夫の後任とみられていました。

 加地氏は穏やかな人柄ですが、ご夫妻の“イエスマン”に終始していたのが玉に瑕で、問題発生時の対応には疑問が残りました。実務能力の高い吉田氏には、情報を適切にコントロールする役割が期待されています」(皇室記者)

 加地氏の前職は、秋篠宮家を筆頭に、宮家全体を統括する宮務主管だった。

「その頃にはすでに、眞子さんは小室圭さんと交際していたことになります。秋篠宮さまのご意向とは別に、そのときに水面下で小室さんが抱える金銭トラブルを把握していれば、3年以上の結婚延期という異例の事態は避けられた。眞子さんの病気を公表した際に加地氏は涙を流していましたが、そもそもリスクヘッジを怠らなければ彼女が体調を崩すこともなかったのでは」(前出・宮内庁関係者)

 2021年10月、逆風のなかで眞子さんは結婚を果たす。その4か月後に浮上したのは、悠仁さまの“コピペ論文”だった。

「文学賞に入賞された悠仁さまの作文の一部が、あるガイドブックの文章に酷似しており問題になりました。宮内庁は指摘に対し『ご指摘に感謝します』とし、修正した作文を主催者側に送付。募集要項には、訂正は受けつけないという旨が記載されていたのですが……」(前出・皇室記者)

 眞子さん、悠仁さまに続いて、佳子さまにも騒動が起きた。御代がわりに際して秋篠宮ご一家は、仮住まいの「旧御仮寓所」(現在は「分室」)から「秋篠宮邸」に引っ越しをされるはずだったが、2023年2月、佳子さまが旧御仮寓所に残られ、ひとり暮らしをされていることが判明したのだ。

「当初、宮内庁は“2022年度内に引っ越しをされる”としていましたが、昨年6月の皇嗣職大夫会見では、一転して『2019年に改修工事が始まった秋篠宮邸には、経費削減のために、もともと佳子さまと眞子さんの私室は用意されないことになっていた』と説明。最初から決まっていたのなら、昨年2月の時点で説明ができたはず。“隠蔽”したような印象は拭えません」(前出・皇室記者)

 もちろん、加地氏には一存で対応を決める権限はなく、すべての発言には秋篠宮ご夫妻の了解がある。

「実は、あるときから、加地氏の会見内容は、ご夫妻に一字一句チェックされるようになったそうです。求める水準のおしなべて高い紀子さまから時に厳しく叱責されることもあったそうですが、加地氏は退職の意思を周囲にこぼしながらも、耐え忍んできた。紀子さまはそんな加地氏の忍耐力を買っておられ、寵愛されてきたといいます。ただ、その結果、ここまで秋篠宮家が傾かれたのは想定外であり、痛恨だったかもしれません」(前出・宮内庁関係者)

 加地氏は御用掛として、当面、秋篠宮家にお仕えし続けるという。

※女性セブン2024年2月15日号

関連記事

トピックス

氷川きよしが紅白に出場するのは24回目(産経新聞社)
「胸中の先生と常に一緒なのです」氷川きよしが初めて告白した“幼少期のいじめ体験”と“池田大作氏一周忌への思い”
女性セブン
公益通報されていた世耕弘成・前党参院幹事長(時事通信フォト)
【スクープ】世耕弘成氏、自らが理事長を務める近畿大学で公益通報されていた 教職員組合が「大学を自身の政治活動に利用、私物化している」と告発
週刊ポスト
阪神西宮駅前の演説もすさまじい人だかりだった(11月4日)
「立花さんのYouTubeでテレビのウソがわかった」「メディアは一切信用しない」兵庫県知事選、斎藤元彦氏の応援団に“1か月密着取材” 見えてきた勝利の背景
週刊ポスト
多くのドラマや映画で活躍する俳優の菅田将暉
菅田将暉の七光りやコネではない!「けんと」「新樹」弟2人が快進撃を見せる必然
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋は消せる?」田村瑠奈被告(30)の父が公判で語った「漂白剤の使い道」【ススキノ首切断事件裁判】
週刊ポスト
10月には10年ぶりとなるオリジナルアルバム『Precious Days』をリリースした竹内まりや
《結婚42周年》竹内まりや、夫・山下達郎とのあまりにも深い絆 「結婚は今世で12回目」夫婦の結びつきは“魂レベル”
女性セブン
騒動の発端となっているイギリス人女性(SNSより)
「父親と息子の両方と…」「タダで行為できます」で世界を騒がすイギリス人女性(25)の生い立ち 過激配信をサポートする元夫の存在
NEWSポストセブン
九州場所
九州場所「溜席の着物美人」の次は「浴衣地ワンピース女性」が続々 「四股名の入った服は応援タオル代わりになる」と桟敷で他にも2人が着用していた
NEWSポストセブン
初のフレンチコースの販売を開始した「ガスト」
《ガスト初のフレンチコースを販売》匿名の現役スタッフが明かした現場の混乱「やることは増えたが、時給は変わらず…」「土日の混雑が心配」
NEWSポストセブン
希代の名優として親しまれた西田敏行さん
《故郷・福島に埋葬してほしい》西田敏行さん、体に埋め込んでいた金属だらけだった遺骨 満身創痍でも堅忍して追求し続けた俳優業
女性セブン
歌舞伎俳優の中村芝翫と嫁の三田寛子(右写真/産経新聞社)
《中村芝翫が約900日ぶりに自宅に戻る》三田寛子、“夫の愛人”とのバトルに勝利 芝翫は“未練たらたら”でも松竹の激怒が決定打に
女性セブン
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 小沢一郎が吠えた「最後の政権交代を実現する」ほか
NEWSポストセブン