元「King&Prince」で、3人組ユニット「Number_i」の平野紫耀(27)が広告市場を席巻している。2月7日、東京都内で「サントリージン翠 新TVCMキャラクター発表会」に出席。お酒のCMは初出演で、ブランドの“清々しさ”を体現するキャラクターとして起用されたという。平野のテレビCM出演は旧ジャニーズ事務所(SMILE-UP.)退所以来初となる。平野はこれだけでなく「ルイ・ヴィトン」とパートナーシップ契約を結び、「イヴ・サンローラン・ボーテ」のアジアアンバサダーにも就任。まさに引く手あまたの状態だ。業界関係者はその影響力についてこう語る。
「サンローランの広告に登場された際は、商品を取り扱うネットのECサイトでも凄まじい反響がありました。ブランドによると、アンバサダー就任を発表した午前4時から正午までのあいだで、彼がキービジュアルをつとめる商品の売り上げは、前日比で約540倍にもなったそうです。“平野買い”とでも言いましょうか、こうした動きはほかのタレントさんではあまり見られない動きです。平野さんはアジア圏を中心に海外でも非常に人気があるため、今後も多くの企業からオファーが殺到すると思います」
「絶対、紫耀くんだよ!」
関係者がこう語るように、熱心なファンは「次はどの広告に出るのか」など平野にまつわる企業の発表やリリース、最新情報などに目を光らせているのだという。今、そうしたファンの間で秘かに注目されているのが「デジタルハリウッド大学」のX(旧Twitter)の“思わせぶり”な投稿だという。30代の女性ファンが言う。
「2月8日に、デジタルハリウッド大学の公式Xで〈今年の #みんなを生きるな自分を生きようはこの方(1) To Be Continued…〉という投稿とともに、ガパオライスを食べている人の手が映り込んでいるんです。それだけだと一見誰のことか分からないと思いますが、ファンのなかでは紫耀くんと言えば『ガパオライス』なんです。ガパオが大好きで、半年間毎日食べていたとテレビで明かしていたこともあり、彼の代名詞的な食べ物。
しかも『To Be Continued』というのは事務所名ともリンクします。まだ分かりませんが、ファン仲間のグループLINEでは『絶対、紫耀くんだよ!』とみんな大興奮です(笑)」
デジタルハリウッド大学は毎年、その年の顔と言える人物を広告に起用してきた。近年だと宮脇咲良、SKY-HI、平手友梨奈など錚々(そうそう)たる面々。平野を起用してもおかしくないとは言えるが、真相はどうなのか。投稿についてデジタルハリウッド大学に聞くと、
「現時点ではノーコメントとさせてください。ただ年に1回そういうキャンペーンをやっているのは事実です。そのキャンペーンの口火を切っている以上、どこかで正式にきちんとお知らせさせていただくことになります。そんなに時間はかからないと思いますよ」
とのことだった。果たして真相は──平野紫耀の活躍には今後も注目が続きそうだ。