夜中の都内繁華街──スタッフらに見送られ、名残惜しそうに挨拶をするのは、今をときめく女優、広瀬すず(25才)・杉咲花(26才)・清原果耶(22才)らNHK連続テレビ小説で主演経験がある3人の姿だった。
2月初旬、彼女たちがトリプル主演する映画『片思い世界』の打ち上げが行われた。同作は、脚本家の坂元裕二さん(56才)の書き下ろし作品で、TBSに所属する土井裕泰監督(59才)がメガホンをとった。芸能プロ関係者が語る。
「坂元さんといえば映画『怪物』の脚本を担当し、昨年カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞しました。一方、土井監督はこれまでにドラマ『ビューティフルライフ』や『逃げるは恥だが役に立つ』(すべてTBS系)など数々のヒット作を手がけた“TBSのエース監督”。大ヒットした映画『花束みたいな恋をした』はこのコンビで制作されたものです。今回の映画も、『花束〜』と同じプロダクションと配給会社といった座組みです。
出演する3人の女優さんは、数年先まで仕事が決まっているほど忙しいですが、ヒットメーカーとの作品づくりにスケジュールの合間を縫って撮影に臨んだそうです」
ロケ車大破で撮影中止に
揃うことが奇跡的とも言える3人の女優と、“最強タッグ”擁する制作陣。2023年5月に華々しくクランクインを迎えたが、撮影が折り返しを迎えた6月初旬に悲劇が起きる。映画関係者が語る。