芸能

《林田理沙アナがまさかの異動》NHK『ニュースウオッチ9』“華やかさよりも堅実さ”重視で海外キャスター組が続々就任の舞台裏「報道局長の鶴の一声で」

「エース」和久田アナの不在でキャスター人事が注目された(右は林田アナ)(NHKホームページより)

「エース」和久田アナの不在でキャスター人事が注目された(右は林田アナ)(NHKホームページより)

 激動の春となりそうだ。NHKが4月から各番組を大きくリニューアルすることがわかった。平日午後1時~6時を生放送枠とすること、星麻琴アナが『ニュースウオッチ9』のキャスターに就任すること、産休に入る和久田麻由子アナ(35)が『NHKニュース7』を降板し副島萌生アナ(32)が後継を務めることなどが2月14日に正式発表された。

 同日に行われた定例会見で、山名啓雄メディア総局長は「記者やディレクターが取材した内容も放送して、顔の見えるジャーナリズムを目指す。(生放送枠が増えて)より柔軟に緊急報道に対応し、事件・事故などを迅速に伝えていく」と宣言した。

 看板ニュース番組『ニュースウオッチ9』では、今年度中に退職する見込みの青井実アナ(43)が1月に降板して以降、田中正良キャスター(56)と林田理沙アナ(34)の2人がメインを担当してきた。4月から林田アナは土曜日の『サタデーウオッチ9』に移り、代わりにフリーアナウンサー・三雲孝江さん(69)の娘としても知られる星麻琴アナ(33)が『ニュースウオッチ9』のメインキャスターを務める。

 星アナのほかに、1997年入局の広内仁キャスター、2011年入局の佐藤真莉子キャスターも新たに番組に加わる。両者ともにワシントン支局での勤務経験があるのは、決して偶然ではない。NHK関係者が明かす。

「NHKのキャスター人事には、局の上層部や会長・副会長が参加する委員会の意向が大きく反映され、番組担当者は希望を出せるものの決定権は持っていません。ただ、『ニュースウオッチ9』に関しては、昨年5月放送のコロナワクチンをめぐる報道が放送倫理違反として大問題になった影響で、委員会よりは報道幹部の意向に重きを置かれるようになったと聞いています。

 そこで現・報道局長の原聖樹さんら幹部から『今年は大統領選もあるし、アメリカ政治を取材したことのある人材が必要だ』という主旨の“鶴の一声”があったといいます。そこで、実力重視の広内さん、佐藤さんが選ばれた。ちなみに原さん自身もワシントン支局の経験者です」(NHK関係者、以下同)

関連記事

トピックス

松竹芸能からの退社を発表した濱口優(時事通信フォト)
よゐこ濱口優、松竹退社の裏にパワハラか「スタッフの前で罵倒」「不機嫌になって無視」などでマネジャーが次々交代 「結婚後により態度が悪くなった」の指摘も
女性セブン
田村瑠奈被告(右)と父の修被告
「ハイターで指紋消せる」「殺人 時効」田村瑠奈被告の父親のスマホから見つかった“生々しすぎるネット検索ワード”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
年末の夜に地元の藤沢で仲間と忘年会をしていた中居正広
渦中の中居正広が地元藤沢で仲間と忘年会「浴びるように飲んで悪酔いしていた」 活動再開は“絶望視”、強気な声明文は引退への“工作”か
女性セブン
序盤で3敗を喫した琴櫻(写真・時事通信フォト)
琴櫻の綱取りが絶望的ななか気を吐く“もうひとりの横綱の孫” 好角家・やくみつる氏は「父親譲りの突っ張りが出ると強い」「静かに見守りたい」と期待
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《無罪主張》田村瑠奈被告が求めた両親とのディスカッション…ノコギリ購入も「殺害計画は知らなかった」【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
韓国籍の女子学生のユ・ジュヒョン容疑者(共同通信)
【法政大学ハンマー殴打事件】「私の頭を2回ほど強めに叩いて降りていった」事件前日に容疑者がバスで見せていた“奇行”
NEWSポストセブン
10月1日、ススキノ事件の第4回公判が行われた
《アフターピル服用後…お守り代わりにナイフが欲しい》田村瑠奈被告、「手帳にハートマーク」「SMプレイの自主練」で待ち望んでいた“事件当日”【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
中居の“芸能界の父親代わり”とも言われる笑福亭鶴瓶
《笑福亭鶴瓶が語った中居正広の女性トラブル》「相談してくれたら…」直撃に口をつぐむほどの深刻さ『ザ!世界仰天ニュース』降板発表
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告
「ゴムつけなかっただけで…」田村瑠奈被告が襲った被害男性の「最後の言葉」視界、自由を奪われて…【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
狩野舞子
《元女子バレー狩野舞子》延期していた結婚発表のタイミング…大谷翔平との“匂わせ騒動”のなか育んだ桐山照史とステルス交際「5年間」
NEWSポストセブン
韓国籍の女子学生のユ・ジュヒョン容疑者(共同通信)と事件が起きた法政大学・多摩キャンパス(時事通信フォト)
【法政大学・韓国籍女子学生ハンマー暴行事件】「日本語が上手くなりたい。もっと話したい」容疑者がボランティアで見せていた留学生活の“苦悩”
NEWSポストセブン
2025年初場所
初場所の向正面に「溜席の着物美人」登場! デヴィ夫人の右上に座った本人が語る「観客に女性が増えるのは相撲人気の高さの証」
NEWSポストセブン