芸能

福山雅治“東野圭吾作品映像化で主演”ビッグプロジェクト進行中 ドラマと映画で目指すガリレオ超え

歌手業、役者業ともに絶好調

歌手業、役者業ともに絶好調

 極彩色に彩られた無数のランタンに照らされて、より一層、異国情緒を増す九州・長崎の街並み。そんな彼の地で開催中の冬の風物詩「長崎ランタンフェスティバル」(2月9〜25日)に、今年は超大物ゲストが登場するという。

「恒例となっている『皇帝パレード』では、清朝時代の皇帝と皇后が民衆と旧正月を祝う様子を再現し、約150人が長崎市の中心部を練り歩きます。2月17日に行われる今年のパレードでは、皇帝役を福山雅治さん(55才)が務めるんです。さらに皇后役には仲里依紗さん(34才)。コロナ禍を乗り越えた4年ぶりの通常開催で、大物ゲストも来てくれますし、集客は過去最高の130万人以上を目指しています」(フェスティバル実行委員会関係者)

 2月6日に55才の誕生日を迎えた福山だけに、華やかな衣装を身にまとって風格を漂わせることだろう。

「近年も活動は順調で、2022年には主演を務めた映画『沈黙のパレード』が興行収入20億円を突破。昨年はドラマ『ラストマン -全盲の捜査官-』(TBS系)で、人たらしで盲目のFBI捜査官という難役にも挑戦しました。目下、大ヒット中の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』では、作詞作曲を務めた主題歌を歌い、若い世代にも人気を博しました」(芸能関係者)

 仕事の依頼はひっきりなしだが、新たに国内最大級のビッグプロジェクトが進行中だという。

「東野圭吾さんの人気小説を映像化する企画で、ドラマと映画、両方の製作を目指すそうです。福山さんはもちろん主人公を演じる予定で、すでに役づくりを始めているとも聞きます」(別の芸能関係者)

 福山と東野氏のタッグといえば、思い出されるのが『ガリレオ』シリーズだ。

「福山さんにとって初の映画主演作となった『容疑者Xの献身』は、興行収入約50億円を記録。シリーズは映画だけでも3本が製作されています。『実に面白い』を決めぜりふに、科学で事件を解決する天才物理学者・湯川学は福山さんの当たり役となりました」(前出・別の芸能関係者)

 大ヒット作だけに、役柄のイメージが先行することに悩んだ時期もあった福山だが、一昨年、『沈黙のパレード』で9年ぶりに湯川を演じた。

「映画もヒットし、何よりファンからの熱烈な反響に福山さんも手応えを新たにしたようです。東野作品を福山さんで映像化することはヒットの方程式ともいえる、まさに最強タッグです」(前出・別の芸能関係者)

30年近い歴史を持つ長崎ランタンフェスティバル(時事通信フォト)

30年近い歴史を持つ長崎ランタンフェスティバル(時事通信フォト)

 福山と東野氏は作品を通じてだけでなく、プライベートでも親交を持つ。

「福山さんと東野さんは定期的に食事を共にする仲だそうです。『沈黙のパレード』の公開後には、『(共演者の)北村一輝さん(54才)や柴咲コウさん(42才)を誘って、先生を慰労しなきゃ』と話していました。最近は、あまり食事などには行けていないようですが、そんな2人の間柄だけに、当然、原作者からの信頼も厚い。福山さんは『ガリレオ』シリーズを超える代表作にしようと意気込んでいるそうです」(前出・別の芸能関係者)

 プロジェクトの本格始動は2025年以降になりそうだが、「実に面白い」のは当然、「さらに面白い」を期待したい。

※女性セブン2024年2月29日・3月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
《ヤクザの“ドン”の葬儀》六代目山口組・司忍組長や「分裂抗争キーマン」ら大物ヤクザが稲川会・清田総裁の弔問に…「暴対法下の組葬のリアル」
NEWSポストセブン
テンテン(c)「幽幻道士&来来!キョンシーズ コンプリートBDーBOX」発売:アット エンタテインメント
《キョンシーブーム『幽幻道士』美少女子役テンテンの現在》7歳で挑んだ「チビクロとのキスシーン」の本音、キョンシーの“棺”が寝床だった過酷撮影
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
女優・趣里の結婚相手は“結婚詐欺疑惑”BE:FIRST三山凌輝、父の水谷豊が娘に求める「恋愛のかたち」
NEWSポストセブン
タレントで医師の西川史子。SNSは1年3ヶ月間更新されていない(写真は2009年)
《脳出血で活動休止中・西川史子の現在》昨年末に「1億円マンション売却」、勤務先クリニックは休職、SNS投稿はストップ…復帰を目指して万全の体制でリハビリ
NEWSポストセブン
中川翔子インスタグラム@shoko55mmtsより。4月に行われた「フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート2025」には10周年を皆勤賞で参加し、ラプンツェルの『自由への扉』など歌った。
【速報・中川翔子が独立&妊娠発表】 “レベル40”のバースデーライブ直前で発表となった理由
NEWSポストセブン
板倉東洋大前駅Pの駅情報。1日平均乗降客数は2023年度で3,404人(東武鉄道HPより)
《大学名を冠した駅名は大学が移転したらどうなる?》東洋大学と北海道医療大学のキャンパス移転で、駅名を巡る「明暗」
NEWSポストセブン
奈良公園で盗撮したのではないかと問題視されている写真(左)と、盗撮トラブルで“写真撮影禁止”を決断したある有名神社(左・SNSより、右・公式SNSより)
《観光地で相次ぐ“盗撮”問題》奈良・シカの次は大阪・今宮戎神社 “福娘盗撮トラブル”に苦渋の「敷地内で人物の撮影一切禁止」を決断 神社側は「ご奉仕行為の妨げとなる」
NEWSポストセブン
“凡ちゃん”こと大木凡人(ぼんど)さんにインタビュー
「仕事から帰ると家が空っぽに…」大木凡人さんが明かした13歳年下妻との“熟年離婚、部屋に残されていた1通の“手紙”
NEWSポストセブン
太田基裕に恋人が発覚(左:SNSより)
人気2.5次元俳優・太田基裕(38)が元国民的アイドルと“真剣同棲愛”「2人は絶妙な距離を空けて歩いていました」《プロアイドルならではの隠密デート》
NEWSポストセブン
『ザ・ノンフィクション』に出演し話題となった古着店オーナー・あいりさん
《“美女すぎる”でバズった下北沢の女子大生社長(20)》「お金、好きです」上京1年目で両親から借金して起業『ザ・ノンフィクション』に出演して「印象悪いよ」と言われたワケ
NEWSポストセブン
花の井役を演じる小芝風花(NHKホームページより)
“清純派女優”小芝風花が大河『べらぼう』で“妖艶な遊女”役を好演 中国在住の実父に「異国まで届く評判」聞いた
NEWSポストセブン
第一子を出産した真美子さんと大谷
《デコピンと「ゆったり服」でお出かけ》真美子さん、大谷翔平が明かした「病院通い」に心配の声も…出産直前に見られていた「ポルシェで元気そうな外出」
NEWSポストセブン