国内

安倍昭恵さん、夫亡き後に寄り添った義母が旅立ち“東京に留まる理由”なくなる 以前より「ゆくゆくは山口に住みたい」

安倍昭恵さん

安倍氏の墓参りに訪れた昭恵さん(写真は昭恵さんのXより)

「安倍の母には感謝しかありません。主人が亡くなったので、義母にはもっと長く生きてほしかったです」

 安倍昭恵さん(61才)は本誌「女性セブン」記者に対し、「ほかの取材もお受けしていないのでお許しください」としつつ、短いメールの文面で寂しさを抱える胸の内を明かした。

 2月4日、安倍晋三元首相(享年67)の母・洋子さんが95才で亡くなった。長年、名門政治家一族を取り仕切ってきた洋子さんは、奔放な性格の昭恵さんに苦言を呈することも多く、同居する嫁姑の“衝突”がたびたび報じられた。だが晩年はその関係が変化していた。2022年7月、安倍氏が亡くなったことがきっかけだった。

「以降、洋子さんはふさぎ込むようになってしまった。その姿を目にした昭恵さんは同じ悲しみを背負う家族として、別々にとることも多かった食事をともにするなど寄り添ったといいます。以来、気持ちがすれ違うこともなくなっていったようです」(全国紙政治部記者)

 変わりゆく洋子さんの姿に、昭恵さんは複雑な心境を抱いていた。実は夫が凶弾に倒れた後、彼女は夫の地元・山口県下関市で菩提を弔いながら過ごしたいと考えていたのだ。だが、決断するにはあまりに義母が気がかりだった。実際、安倍氏が亡くなってから1か月後の2022年8月、昭恵さんは山口県を訪れ、自民党県議の会合でこう話した。

「いま東京に高齢の義母が住んでいます。彼女の面倒を見る予定なので、いますぐというわけにはいきませんが、ゆくゆくは山口に帰って住んでみたいという気持ちがあります」

 洋子さんが亡くなったいま、昭恵さんが東京に留まる理由はなくなった。“脱東京”の準備も進めていたようだ。

「東京の神田に構えていた居酒屋『UZU』を2022年10月でたたみ、下関市にオープンさせていた『ふぐ懐石garden』というふぐ料理店の経営に注力し始めました。同市にある時価2億円とされる安倍家の邸宅も、安倍さんが亡くなった後に昭恵さんが相続した。月に2~3回は下関を訪れ、夫の墓参りやイベントに参加する様子をSNSにアップしています」(前出・全国紙政治部記者)

 洋子さんの葬儀を終えた昭恵さんの様子を関係者が明かす。

「いまはまだ、深い悲しみのなかにいるように見えます。いろいろありましたが、もっと一緒にいたかったという気持ちが大きくなっているようです。ただ、最後までお義母さまのそばにいることができたことで、“やり切った”という気持ちもある」

 安倍氏が亡くなった直後、昭恵さんには「自分の人生を生きてほしい」というエールが数多く送られていた。決断する日は近いのかもしれない。

※女性セブン2024年2月29日・3月7日号

関連記事

トピックス

17歳差婚を発表した高橋(左、共同通信)と飯豊(右、本人instagramより)
《17歳差婚の決め手》高橋一生「浪費癖ある母親」「複雑な家庭環境」乗り越え惹かれた飯豊まりえの「自分軸の生き方」
NEWSポストセブン
食品偽装が告発された周富輝氏
『料理の鉄人』で名を馳せた中華料理店で10年以上にわたる食品偽装が発覚「蟹の玉子」には鶏卵を使い「うづらの挽肉」は豚肉を代用……元従業員が告発した調理場の実態
NEWSポストセブン
大谷翔平の妻・真美子さんの役目とは
《大谷翔平の巨額通帳管理》重大任務が託されるのは真美子夫人か 日本人メジャーリーガーでは“妻が管理”のケースが多数
女性セブン
殺人未遂の現行犯で逮捕された和久井学容疑者
【新宿タワマン刺殺】ストーカー・和久井学容疑者は 25歳被害女性の「ライブ配信」を監視していたのか
週刊ポスト
本誌『週刊ポスト』の高利貸しトラブルの報道を受けて取材に応じる中条きよし氏(右)と藤田文武・維新幹事長(時事通信フォト)
高利貸し疑惑の中条きよし・参議院議員“うその上塗り”の数々 擁立した日本維新の会の“我関せず”の姿勢は許されない
週刊ポスト
店を出て染谷と話し込む山崎
【映画『陰陽師0』打ち上げ】山崎賢人、染谷将太、奈緒らが西麻布の韓国料理店に集結 染谷の妻・菊地凛子も同席
女性セブン
高橋一生と飯豊まりえ
《17歳差ゴールイン》高橋一生、飯豊まりえが結婚 「結婚願望ない」説を乗り越えた“特別な関係”
NEWSポストセブン
西城秀樹さんの長男・木本慎之介がデビュー
《西城秀樹さん七回忌》長男・木本慎之介が歌手デビューに向けて本格始動 朝倉未来の芸能事務所に所属、公式YouTubeもスタート
女性セブン
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
雅子さま、紀子さま、佳子さま、愛子さま 爽やかな若草色、ビビッドな花柄など個性あふれる“グリーンファッション”
女性セブン
フジ生田竜聖アナ(HPより)、元妻・秋元優里元アナ
《再婚のフジ生田竜聖アナ》前妻・秋元優里元アナとの「現在の関係」 竹林報道の同局社員とニアミスの緊迫
NEWSポストセブン
大谷翔平(左/時事通信フォト)が伊藤園の「お〜いお茶」とグローバル契約を締結したと発表(右/伊藤園の公式サイトより)
《大谷翔平がスポンサー契約》「お〜いお茶」の段ボールが水原一平容疑者の自宅前にあった理由「水原は“大谷ブランド”を日常的に利用していた」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
「週刊ポスト」本日発売! 岸田首相の脱法パーティー追撃スクープほか
NEWSポストセブン