グツグツとたっぷりの野菜が煮込まれた鍋がテーブルに運ばれると、スパイシーな香りが店内を満たした。2月上旬、都内の高級中華料理店に、同店名物の火鍋を囲む4人組の姿があった。食事が一段落した21時頃、そのテーブルに、花火などでデコレーションされたケーキが運ばれた。まばゆい光が照らしたのは、満面の笑みで手を叩く綾瀬はるか(38才)だった。居合わせた常連客が振り返る。
「女性4人で来店していました。ここは綾瀬さんもよく来るお店で、何度かお見かけしたことがあります。同席されたかたの誕生日を祝う会だったようで、綾瀬さんは“おめでとう。いい1年になりますように~”って祝福していました。皆さんシャンパンで乾杯した後は、シードル(りんごの醸造酒)を何杯かおかわりされていましたよ」
その日、綾瀬は大切な人を招いていた。
「3月に39才の誕生日を迎える綾瀬さんは、40才を前にして自身の半生を振り返る機会が増えたそうです。周囲への感謝の気持ちが強くなるなかで、その日は“かけがえのない女性”の誕生日会でした。綾瀬さんは“ここは私に任せて”と幹事を買って出て、お会計も全額綾瀬さん持ちだったそうです」(芸能関係者)
充実した日常が伝わってくる綾瀬だが、恋愛はそう簡単ではない模様。2020年7月に韓国人俳優のノ・ミヌ(37才)との交際が報じられて以降、浮いた話が聞こえてこない。
「彼との関係が終わった後は、なかなか気の合う相手が見つからないようです。ドラマや映画で共演した男性俳優と2人きりで食事に行く機会が何度かあったようですが、恋愛関係に発展することはなかったとか」(綾瀬の知人)
そうした事情もあってか、「34才ぐらいまでに結婚したい」と答えていた結婚観にも変化が見えてきた。
《(結婚について)聞かれたら“結婚したい!”とは言いますけど(笑)、それより仕事!って思うこともあるし、焦って何かをするのは違うかなと》(『美ST』2023年9月号)
こだわりも変化したのか、最近、綾瀬が激ハマりしているものがある。前出の居合わせた常連客が興味深そうに話す。
「塩に気を使っているようで、“食べていい塩と、ダメな塩がある!”と力説している声が聞こえてきました。さすがトップ女優だけあって、細かいところにもこだわっているんだなと思いました」
火鍋とシードルで火照ったのか、力説する綾瀬の頬は赤く染まっていた。
※女性セブン2024年2月29日・3月7日号