10年で総額7億ドル契約で、名実ともに世界のセレブの仲間入りを果たしたロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平(29歳)。身に着けるものも驚きの品々と思いきや、こだわりと信念に裏打ちされた“大谷イズム”があった。
「米西海岸で主流のストリート系のラフな流行を取り入れつつ、シンプルな色使いで着こなしています。いい意味の自己主張が、身に着けるものからもわかります」(スタイリスト・四方章敬氏)
素材や縫製にこだわる品質の高さで定評のある「ヒューゴ ボス」の製品など、スポンサードとはいえブランドそのものより、実用性を重視したアスリートならではの“選球眼”を感じるという。
さらに目を見張るのは、公式の場で身を包むフォーマルファッションだ。
「ネクタイの巻き方が丁寧で綺麗です。ここまで気を配るメジャー選手を、他に知りません」(四方氏)
大谷翔平が身に着けるもののお値段を調査
オンとオフの大谷の写真をもとに、彼の「私物の流儀」を覗いてみよう。(※値段は編集部の調査による推定)
●アリゾナ州のキャンプ地(2月5日)
ドジャースの練習施設で自主トレ開始。心拍数などを計測するハイテク機器「デジタルブラジャー」を付けて汗を流した。
デジタルブラジャー「GPSパフォーマンストラッカー」6万3000円
Tシャツ「ニューバランス」7000円
パンツ「ナイキ」1万7000円