ライフ

柔道整復師・酒井慎太郎先生と風吹ケイの「3分体操」 首・肩のトラブル改善を目指す「睡眠中にストレートネックを矯正」

「枕なしだと首の横じわができにくいそうです」

「枕なしだと首の横じわができにくいそうです」

「さかいクリニックグループ」の代表で、“ゴッドハンド”の異名を持つ柔道整復師・酒井慎太郎先生の指導のもと、「筋トレ」を趣味にするグラビアアイドルの風吹ケイさんが実践する「健康寿命を100歳まで伸ばす3分体操」。今回は、首・肩のトラブル改善を目指すために「睡眠中にストレートネックを矯正」を実践します。

“スマホ首”とも呼ばれる「ストレートネック」は、「頸椎症」や「頸椎椎間板ヘルニア」などを引き起こす可能性があります。ストレートネックだと気づいたら、寝方を一工夫して矯正していきましょう。枕に頭をのせて仰向けの状態だと首が前に倒れるので、仰向けの時は枕なし。寝返りで横向き寝になった時に枕を使える環境を作ります。

 入眠してすぐは深い眠りが訪れ、体があまり動かないのでよい姿勢を保てます。背骨によくない横向き寝は避け、枕なしの仰向け姿勢で就寝してください。わきを少し開いて手のひらを上にすると肩も自然に開きます。

 以下に、「睡眠中にストレートネックを矯正」の正しいやり方を、風吹ケイさんの実演写真とともに、紹介します。

【顔の左右に枕を置いて就寝】

 2つの枕を顔の左右に置き、両わきを少し開いて手のひらを上にし、仰向けに寝る。頭の下に枕は置かない。

顔の左右に枕を置いて就寝

顔の左右に枕を置いて就寝

【眠りが浅い時は枕を使う】

 眠りが浅くなるレム睡眠時は寝返りが増えるので、横向きになった時に枕を使う。背骨の柔軟性を保つには頻繁に寝返りを打つのがよい。

眠りが浅い時は枕を使う

眠りが浅い時は枕を使う

「枕なしだと首の横じわができにくいそうです」とアドバイスもくれた風吹ケイさんが実践している動画はYouTubeで公開中(https://youtu.be/2JS_GrnhBOU)。

【プロフィール】
酒井慎太郎(さかい・しんたろう)/東京都北区王子の「さかいクリニックグループ」代表。千葉ロッテマリーンズアカデミー元公式メディカルアドバイザー。柔道整復師。全国からの難治の腰痛や膝痛の施術を行なっている。海外講演も行ないYouTubeチャンネルも開設、著書100冊以上。

風吹ケイ(ふぶき・けい)/1999年4月5日生まれ、大阪府出身。B105・W63・H95。趣味はサウナと筋トレ。最新情報は公式X(@kei_fubuki_)、Instagram(@kei_fubuki_)。小学館よりデジタル写真集『風吹ケイ 愛の息吹』、1st写真集『幕開』が発売中。

撮影/下城英悟

※週刊ポスト2024年3月1日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン
電動キックボードの違反を取り締まる警察官(時事通信フォト)
《電動キックボード普及でルール違反が横行》都内の路線バス運転手が”加害者となる恐怖”を告白「渋滞をすり抜け、”バスに当て逃げ”なんて日常的に起きている」
NEWSポストセブン
入場するとすぐに大屋根リングが(時事通信フォト)
興味がない自分が「万博に行ってきた!」という話にどう反応するか
NEWSポストセブン
過去の大谷翔平のバッティングデータを分析(時事通信フォト)
《ホームランは出ているけど…》大谷翔平のバッティングデータから浮かび上がる不安要素 「打球速度の減速」は“長尺バット”の影響か
週刊ポスト
16日の早朝に処分保留で釈放された広末涼子
《逮捕に感謝の声も出る》広末涼子は看護師に“蹴り”などの暴力 いま医療現場で増えている「ペイハラ」の深刻実態「酒飲んで大暴れ」「治療費踏み倒し」も
NEWSポストセブン
初めて沖縄を訪問される愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)
【愛子さま、6月に初めての沖縄訪問】両陛下と宿泊を伴う公務での地方訪問は初 上皇ご夫妻が大事にされた“沖縄へ寄り添う姿勢”を令和に継承 
女性セブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
“極度の肥満”であるマイケル・タンジ死刑囚のが執行された(米フロリダ州矯正局HPより)
《肥満を理由に死刑執行停止を要求》「骨付き豚肉、ベーコン、アイス…」ついに執行されたマイケル・タンジ死刑囚の“最期の晩餐”と“今際のことば”【米国で進む執行】
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン