NHK『サンデースポーツ』でメインキャスターを務めている中川安奈アナ。「NEWSポストセブン」が2月6日配信の記事《NHK中川安奈アナの私的なインスタ運用「けしからん」どころか絶妙な投稿内容だと言える理由》で報じたように、彼女が運用しているインスタグラムの個人アカウントをめぐり、様々な声が上がっている。NHK局員が語る。
「中川アナがインスタでの写真投稿を始めたのは、昨年5月。ミニスカートでポーズを決めた写真や他局のアナとのツーショットなどを多く投稿してきました。そんななか今年の1月に、スポーツ紙が彼女のボディラインが浮き出たニットの服装について『けしからん』と報じたことで、多くの議論が巻き起こった。
NHK局内でもSNSを私的に利用するアナウンサーは少数派で、中川アナのインスタ投稿には賛否両論がある。『番組と関係のない私的な投稿をするべきではない』『公共放送のイメージを損なう』という声がある一方で、『今までにない明るいキャラがアピールできている』と評価する声もあります」
放送法に基づき設立された特殊法人であるNHKは、各種のコンプライアンスについて社内で細かく規定があるという。
「局内では職員向けの『SNS利用のガイドライン』が共有されていて、『肩書き等を公にするならば、当然、より適切な行動が求められるということになります』と記されている。最近はSNS利用に関する勉強会も何度か行われており、『すべての投稿が“NHK の〇〇さんの振る舞いだ”と捉えられるので、くれぐれも注意するように』と指導があったそうです。
NHKの公式アカウントの場合、他アカウントへのフォローを控えるなど運用については慎重に行われています。ただ個人のアカウントはあくまでも私的利用なので、“公私”の線引きが難しい。アカウント作成時には上司に伝える決まりになっているそうですが、個々の投稿の是非については個人の判断に委ねられているのが現状です」(前出・NHK局員)
中川アナの投稿が「私的」で「けしからん」とされる線引きはどこにあるのか。それは、彼女が「一度アップしたのに後から削除した投稿」を見るとわかってくるのだという。