舞台『ブルーロック』シリーズでは潔世一役、ミュージカル『東京リベンジャーズ』では花垣武道役と主人公を演じることが多い竹中凌平。2.5次元デビュー作は、あの有名主人公だ。
「2015年に『東京ワンピースタワー』でモンキー・D・ルフィを演じました。声優さんのセリフに合わせて役者が演技をする舞台です。当時は家でも台本を開かず、いまじゃ考えられない舐めた態度でした(苦笑)。嫌だったわけではなく、やり方がわからなくて……。でも、その現場で俳優仲間と切磋琢磨し、舞台の楽しさを知っていきました」
忘れられない作品はほかにも。「2017年に出演した2.5次元ダンスライブ『ツキウタ。』ステージという作品で、初めて大勢の人の前で踊ったんです。ミスりまくりで、毎日凹んでました。あとは『家庭教師ヒットマンREBORN!the STAGE』シリーズも。初演から主演として参加しているので思い入れがあります」 そんな竹中が今後目指していきたい俳優像は?
「僕自身、好きな漫画や小説の作品がたくさんあって。もっと有名になって、好きな作品原作の舞台に出演したいです」
【プロフィール】
竹中凌平/1993年9月22日生まれ。千葉県出身。大学生のときにスカウトされて芸能界入り。近年の主な出演作は、『あんさんぶるスターズ!THE STAGE』(明星スバル役)、ミュージカル『東京リベンジャーズ』(花垣武道役)、舞台『ブルーロック』2nd STAGE(潔世一役)など。3月13日(水)から劇団アレン座 第10回本公演『僕らは未だに定まらない』—この中には世界の光と闇が入っているーに出演予定。
取材・文/井上明日香 撮影/杉江拓哉(TRON.) スタイリスト/ヨシダミホ
※女性セブン2024年2月29日・3月7日号