「ウオーキングのほかには、高麗人参のサプリメントも欠かさずにのんでいました。30年以上前、ドラマの撮影中に見つけたのがきっかけで、『おかげで風邪もひかない』とうれしそうに話していたものです。
毎年の人間ドックだけでなく、血液検査も定期的に受けていて、脳トレも好き。現役で活躍している黒柳徹子さん(90才)や草笛光子さん(90才)を意識されていて、『私もまだまだ頑張らないと』と話していました。
実際、髪はツヤツヤで、お肌もきれい。歯が全部自分のものだというのもご自慢でした。周囲の誰もが100才まで長生きされると思っていたのに……」(別の山本さんの知人)
山本さんの死因である心不全は心臓病の一種で、日本人の死因としてはがんに次いで2番目に多い。80代になるとその発症率は10%に達するという。
「高齢の患者数は年々増加傾向にあり“心不全パンデミック”と呼ばれ、超高齢社会の深刻な問題として医療現場でも危機感を持たれています。2030年には全国で患者数が130万人に達するという推計もあるほどです」(医療関係者)
※女性セブン2024年3月14日号