2月26日発売の「週刊ポスト」は、「お金」にこだわるスペシャル合併号。令和バブルで日本の「長者番付」に激変が起きていることが最新の調査表で明らかに。1000億円以上の資産を持つビリオネアが24人いることが判明した。半世紀前からの長者番付史も振り返る。「裏金」を集める岸田政権が目論む「大増税」の悪だくみに切り込み、簡単に税金を取られないために親子で取り組む「相続」の72の武器を解説する。
今週の見どころ読みどころ
◆令和バブルの「新・長者番付」100人ランキングが大激変していた
ついに株価は史上最高値を更新し、相場では「失われた30年」を脱した。しかし、その間に「金持ち」の形は大きく変わっていた。保有資産が日本で最上位にある100人を見ると、IT起業家あり、伝統企業の創業家あり、メディアやネットを騒がす「あの人」ありと、令和の日本経済の縮図がはっきりと現れていた。1位・孫正義、2位・柳井正は順当として、最年少は33歳、資産1000億円以上が24人という結果に。記事では、「寿司屋には行かずに職人を家に呼ぶ」「ゴルフ会員権を買うよりゴルフ場を買う」「ファーストクラスではなく自家用機」といった「超富豪」の生活にも迫った。
◆<グラビアで振り返る>ニッポンの長者番付「70年史」
2004年まで公表されていた納税のための申告所得額上位者リスト(通称:長者番付)をプレイバック。1954年のトップは三洋電機社長だった井植歳男氏で2位が松下電器産業社長の松下幸之助氏だった。石原裕次郎、松本清張、王貞治、長嶋茂雄ら著名人が勢ぞろいする懐かしい金持ちランキングを一挙公開。
◆4歳女児毒殺事件の容疑者夫婦――毒妻は夫を支配「ミルクティー作りに戻れ!」
凄惨な幼児殺しの家庭では、異様な夫婦の力関係があった。夫は実家が資産家で自ら事業を営んでいたが、妻は家に閉じこもり、夫を支配して散財を続けていたという。時には「ミルクティーを作りに戻ってこい」と自宅に呼び戻されることも。
◆阪神・岡田監督の「オフレコ巨人放談」すべてバラす!
リーグ連覇と初の連続日本一を目指すタイガースの岡田監督は、表向きは「今年のライバルは巨人」と語っているが、どうも本音は違うらしい。親しいOBたちに語っていたというオフレコ発言を集めた。それによれば、阿部巨人をそこまで恐れてはいないようで、特に先発陣の駒不足を指摘していたという。一方、ケラー、馬場という自軍の主力投手を2人獲得したブルペン陣には警戒し、新外国人・オドーアも気にしている。さらに、後継監督についても思惑があるようで……。
◆ブギウギ「山坂コンビ」特別対談「スズ子と関西弁とカットされたコントシーン」
大ヒットとなった朝ドラはいよいよクライマックスに差し掛かっているが、そのなかで主人公・スズ子(趣里)を支える名コンビとして人気を博した山坂と坂口を演じた近藤芳正と黒田有が対談。撮影秘話や作品への思い、趣里の名演の秘密などを語り尽くした。
◆トランプ再登板に向けてペンタゴンが急ぐ「UFO機密公開」の衝撃
前政権でトランプ氏は米軍が保有するUFOについての情報を早期に公開することに前向きだった。11月の大統領選挙で返り咲きが決まれば、早い段階で機密情報が明かされる可能性があるという。科学者は「宇宙人の乗り物」説には懐疑的だが、米軍の元高官が「我々のテクノロジーをはるかに凌駕していた」飛行物体の存在を認めるなど、にわかに動きが激しくなっている。
◆ジャンボ尾崎インタビュー「77歳、目標はなくていい。子供たちの活躍が見たい」
前人未到のプロ通算113勝を誇るジャンボ尾崎は、喜寿を迎えて「ジャンボ軍団専用練習場」で一日を過ごす日々を続けている。原英莉花、西郷真央ら門下生の活躍を楽しみにしながら、今年も新たなアカデミー生3人を迎える。
◆自分のパーティーで課税逃れしている岸田首相が「大増税」とは不適切すぎるぞ
確定申告が始まるに際して、国民に「適切に申告、納税をお願いしたい」と放言した岸田首相に特大ブーメランが襲い掛かっている。インボイス増税に続き、相続増税、防衛増税を繰り出す岸田政権に国民の怒りは最高潮だが、首相自身にまで課税逃れが発覚したのだから、もはや言い訳のしようもない。本誌がスクープした「総理就任を祝う会」の疑惑は、大増税総理が、自分は巧妙に無税の政治献金を集めていた裏金手法に他ならない。
◆また発覚! 小泉進次郎「オンラインパーティー」で1200万円を荒稼ぎ
本誌前号では、「派閥パーティー禁止」を訴える小泉氏が、自分では“ちょっとしゃべるだけ”で600万円もの利益をあげる政治資金パーティーを開いていたことをスクープしたが、今度はコロナ禍で法の隙間をついたカネ集めをしていたことが判明した。政治資金規正法上、献金ではなく「その他の事業」に区分されるオンライン会合をフル活用して、年間4回の会合を開き、なんと1200万円もの利益をあげていたのである。
◆「ブラタモリ」終了で改めて光る「タモリの名言」
昨年は「タモリ倶楽部」が惜しまれつつ終了し、この3月には「ブラタモリ」が終わって、いよいよレギュラーが「ミュージックステーション」のみとなるタモリ。その飄々とした話芸はプロ好みで、多くの芸人やアーティストに影響を与えてきた。「やる気のある者は去れ」「頑張ると疲れる」「真剣にやれよ、仕事じゃねえんだから」など、クスリとしつつ深く心動かされる言葉たちを振り返る。
◆<カラーグラビア>32人の女性アナウンサー「華麗なる大学卒業アルバム」
人気アナウンサーたちの大学卒業時の初々しい晴れ姿をカラーで振り返る。いまや女優として活躍する田中みな実は同期で青山学院を卒業した江藤愛と袴姿でツーショット。加藤綾子、小川彩佳、水卜麻美、鷲見玲奈、森香澄らの貴重なカットが集まった。
◆ルール激変でも全く慌てない「親子で活用する相続の武器72」
岸田増税のなかでも、財務省の奥の院「ザイム真理教」が特に力を入れているのが相続増税だ。どんなに株価が上がっても、企業が儲かっても、国民の手取りは減り、虎の子の財産まで収奪されては生きていけない。親子で、家族で資産を守る「相続の武器」は、なにも家族が亡くなった時にだけ使うものではない。これを読めば、もう悪徳政府も怖くない。
◆<健康長寿>サラサラ血液だけではダメ! 超長寿を実現する「タップリ血流」を目指す
慶応大学などの研究により、100歳以上の長生きには「血流」が重要であることがわかってきた。血液がサラサラで血管がしなやかであることはもちろん大事だが、それだけではいけないという。体の隅々まで行き届く血流の目安は、「片足立ちで1分」というのだが、なぜなのか――。
※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!