『映画ドラえもん のび太の地球交響楽(シンフォニー)』(3月1日公開)は、シリーズ初の「音楽」をテーマとしたオリジナル作品。物語のカギを握る歌姫・ミーナに声を吹き込むのは、芳根京子(27才)。学生時代を音楽に捧げたという芳根はミーナ役に「すごくうれしい♪」と声を弾ませ、自身がこれまで奏でてきた“音色”について語った。
もしも地球から音楽が消えてしまったら。その危機を「交響楽」で救おうと、ドラえもんたちは旅に出る──リコーダーがうまく吹けないのび太と、その音を気に入った不思議な少女・ミッカが出会い、大冒険が動き出す。
作中でのび太のリコーダーは“のんびりのんきな「の」”の音と表現される。では、芳根が奏でる楽器の音を一文字で言い表すとしたら?
「ぴ! 吹奏楽ではフルート担当だったので、ぴー♪とかわいい音だといいなって」
その音色は、何色だろうか。
「中高の部活でフルート担当は代々ほわんとした女の子らしいタイプだったので、そのイメージだとパステルピンクなんです。でも先輩が『芳根が入ったらフルートが原色の黄色になった』と言っていたことがあったので、きっと私の『ぴ』は黄色なのかな。すごく元気なのが入ってきた印象だったそうです(笑い)」