これまで幾多のスターが生まれてきた女性アナ。若手ではアイドル出身の原田葵(フジテレビ)や斎藤ちはる(テレビ朝日)、元女流棋士の竹俣紅(フジテレビ)などタレント揃いだ。共通点は新人らしからぬ完成度の高さにあるという。女性アナ評論家の丸山大次郎氏は言う。
「今の若い世代はテレビのフォーマットに合わせる能力があるから、局側も大型番組に起用する大胆な実験ができる」
斎藤ちはるは入社式前から『羽鳥慎一モーニングショー』の2代目アシスタントに抜擢され、黒田みゆは3年目で『DayDay.』のキャスターに抜擢された。
「今後は加藤綾子を代表とする“圧倒的な華”で瞬発的に人気が出るケースより、水卜麻美のように徐々に人気を獲得するタイプが増えるでしょう」
4月には新たなアナウンサーが入社する。次世代のスタープレイヤーの誕生が待ち遠しい。
(文中敬称略)
写真/ロケットパンチ
※週刊ポスト2024年3月8・15日号