スポーツ

大谷翔平がメジャーの先輩から学ぶべき“妻の隠し方” 松井秀喜は番記者と良好な関係を構築、野茂英雄は「妻を取材したら選手を辞める」

松井秀喜は番記者と良好な関係を構築、野茂英雄は「妻を取材したら選手を辞める」

松井秀喜氏や野茂英雄氏に学ぶこと

「絶対に、公の場には出さないから」。かつて、大谷翔平(29才)と同じくメジャーリーグの舞台で活躍した松井秀喜(49才)は、2008年に結婚した際、8才年下の妻にそう誓ったという。

「奥さんがスポーツ用品メーカーに勤めていたのが縁で松井さんと知り合い、米挑戦6年目にゴールインしました。ニューヨークでの結婚式は身内のみを呼んだ極秘の式で、記者会見では“25才の元会社員の一般女性”と説明。松井さんと松井さんの兄が描いた似顔絵だけを公開し、顔写真はもちろん名前すら明らかにしませんでした。

 松井さんは引退後、ニューヨーク・ヤンキースのアドバイザーを務めながら、野球中継の解説などにも時折登場していますが、引退後に誕生した2人の子供たちを含め、家族を公の場に出すことはなく、奥さんとの約束を貫いています」(メジャー関係者)

 大谷は、結婚を発表した際のSNSでお相手について、《日本人女性》と綴った。翌日の囲み会見でも、「いたって普通の人」と話すばかりで、妻の素性は伏せようとする姿勢がにじみ出ていた。そうした意味では、松井の“結婚の約束”は、大谷にとってお手本になるかもしれない。

「松井さんは、決して奥さんに“隠遁生活”を強いていたわけではありませんでした。大規模なパーティーには奥さんを連れ立っていくことはありませんでしたが、仲のいいチームメートとはお互いに家族ぐるみでディナーに招き合っていましたし、番記者を自宅に招待したこともありました。

 当然、記者には奥さんの顔も名前も知られることになるわけですが、松井さんの意向が尊重されたのは、松井さん自身が取材には積極的に応じていたから。担当記者たちは、本人が何か話してくれればネタに困ることはありませんから、ウィンウィンの関係だったんです」(前出・メジャー関係者)

 松井に比べると、大谷は記者対応にあまり積極的ではない。エンゼルス時代には、囲み取材は投手として先発した試合後のみ。だが、メジャー屈指の人気球団であるドジャースに移籍してからは、プライバシーを重視し野球に集中するスタイルから、「球団の顔」として積極的にメディア対応するスタイルへの変革を余儀なくされる。大谷にとって、担当記者に妻を紹介する“松井流”は、選択肢のひとつかもしれない。

関連記事

トピックス

ロシアのプーチン大統領と面会した安倍昭恵夫人(時事通信/EPA=時事)
プーチンと面会で話題の安倍昭恵夫人 トー横キッズから「小池百合子」に間違われていた!
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問される佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
《ブラジルへ公式訪問》佳子さま、ギリシャ訪問でもお召しになったコーラルピンクのスーツで出発 “お気に入り”はすっきり見せるフェミニンな一着
NEWSポストセブン
「日本人ポップスターとの子供がいる」との報道もあったイーロン・マスク氏(時事通信フォト)
イーロン・マスク氏に「日本人ポップスターとの子供がいる」報道も相手が公表しない理由 “口止め料”として「巨額の養育費が支払われている」との情報も
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
《会社の暗部が暴露される…》フジテレビが恐れる処分された編成幹部B氏の“暴走” 「法廷での言葉」にも懸念
NEWSポストセブン
渡邊渚さんが性暴力問題について思いの丈を綴った(撮影/西條彰仁)
《渡邊渚さん独占手記》性暴力問題について思いの丈を綴る「被害者は永遠に救われることのない地獄を彷徨い続ける」
週刊ポスト
母・佳代さんと小室圭さん
《眞子さん出産》“一卵性母子”と呼ばれた小室圭さんの母・佳代さんが「初孫を抱く日」 知人は「ふたりは一定の距離を保って接している」
NEWSポストセブン
長嶋茂雄さんとの初対戦の思い出なども振り返る
江夏豊氏が語る長嶋茂雄さんへの思い 1975年オフに持ち上がった巨人へのトレード話に「“たられば”はないが、ミスターと同じチームで野球をやってみたかった」
週刊ポスト
元タクシー運転手の田中敏志容疑者が性的暴行などで逮捕された(右の写真はイメージです)
《泥酔女性客に睡眠薬飲ませ性的暴行か》警視庁逮捕の元タクシー運転手のドラレコに残っていた“明らかに不審な映像”、手口は「『気分が悪そうだね』と水と錠剤を飲ませた」
NEWSポストセブン
金田氏と長嶋氏
《追悼・長嶋茂雄さん》400勝投手・カネやんが明かしていた秘話「一緒に雀卓を囲んだが、あいつはルールを知らなかったんじゃないか…」「初対決は4連続三振じゃなくて5連続三振」
NEWSポストセブン
違法薬物を所持したとして不動産投資会社「レーサム」の創業者で元会長の田中剛容疑者と職業不詳・奥本美穂容疑者(32)が逮捕された(左・Instagramより)
《レーサム創業者が“薬物付け性パーティー”で逮捕》沈黙を破った奥本美穂容疑者が〈今世終了港区BBA〉〈留置所最高〉自虐ネタでインフルエンサー化
NEWSポストセブン
《女子バレー解説席に“ロンドン五輪メダル組”の台頭》日の丸を背負った元エース・大林素子に押し寄せる世代交代の波、6年前から「二拠点生活」の現在
《女子バレー解説席に“ロンドン五輪メダル組”の台頭》日の丸を背負った元エース・大林素子に押し寄せる世代交代の波、6年前から「二拠点生活」の現在
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! ミスター長嶋茂雄は永久に!ほか
「週刊ポスト」本日発売! ミスター長嶋茂雄は永久に!ほか
NEWSポストセブン