「見えますか? 両側に真珠が2つずつ、真ん中には24金ゴールドですよ!」
1月28日、中国版TikTok、「抖音(ドウイン)」のライブコマース番組で、流暢な北京語であおり文句を述べていたのは、元卓球日本代表の福原愛(35才)だ。中国風に濃い目にメイクアップした彼女は、1時間50分におよぶ生配信で販売員役を務めたが、その売り上げはわずか50万円にとどまった。かつて中国で「国民の妹」と呼ばれ、間違いなく最も人気のある日本人だった福原だが、現在は苦戦が続いている。
「2021年2月、自身の不倫疑惑が報じられ、同年7月には元卓球選手の江宏傑(ジャン・ホンジェ)さんと離婚した福原さんですが、当時は中国のネット上では彼女を擁護する声が圧倒的でした。しかし、その後、さまざまなトラブルが報じられると、彼女のイメージは急落。以前のような絶対的な人気がなくなってしまいました」(中華圏の芸能事情に詳しいジャーナリスト)
そんな彼女とは対照的に、中華圏で活動の幅を広げているのが元夫の江だ。2020年からは台湾のスポーツバラエティ番組「全明星運動會(オールスタースポーツデイ)」にレギュラー出演を果たし、2022年には自身がオーナーを務める卓球場をオープン。離婚騒動で身辺が騒がしくなる裏で、タレントや経営者としては精力的に活動を始めていた。