2月29日に結婚を発表したドジャース・大谷翔平(30)。発表のその日までチームメイトですらその事実を知らない、まさに“電撃結婚”だった。翌日に急遽行なわれた記者会見で、大谷はお相手について「至って普通の人」としたが、“永遠の野球少年”である大谷のハートを射止めた女性の素顔に、世界中から注目が集まっている。
結婚相手のA子さん(27)は、昨年バスケットボールの実業団を引退したばかりの元アスリート。大谷は「Number Web」のインタビューで、出会いの場所を「練習施設の中の廊下」と語っている。A子さんを知る学生時代の同級生が語る。
「中学からバスケットボール部に入部して、練習に明け暮れていた。当時はおっとりしている部分もありましたが、努力家で皆から応援されるような人でした。在学中にはバスケで大学生の日本代表にも選出。派手なプレースタイルではありませんが『縁の下の力持ち』タイプのプレイヤーだったそうです」
2023年11月のインタビューで「プライベートでの将来設計」について聞かれ、「結婚とか子どもももちろん含めて、平穏に暮らしたいなって」と答えていた大谷。家族を大切にする大谷の結婚観は、両親によって育まれたものだった。
「父の徹さんと母の加代子さんは、家庭の雰囲気をいつも朗らかにして、子供たちがのびのびと過ごせる環境を作っていた。子どもの前で夫婦喧嘩などは決してしなかったそうです。大谷選手は反抗期を迎えることもなく、長くお父さんと一緒にお風呂に入っていたと言います。
大谷選手が『穏やかな家庭を作りたい』と言っていたのは、両親に感謝し、実家を自分の家庭の理想像として描いていたからでしょう」(スポーツライター)
そんな大谷が生涯の伴侶として選んだ女性のA子さんも、家族を大切にする女性として知られていた。前出の同級生の話。
「A子さんは、2歳年上のお兄さんととにかく仲が良かった。お兄さんは現役のラグビー選手でありながらアパレルブランドの社長も務める意気軒昂な人で、A子さんはそんなお兄さんを慕い、実業団時代のプロフィールには『尊敬する人』の欄に『兄』と書いていました。過去には自分の恋愛の相談もしていたそうです。
A子さんは家庭を持つことにも前向きで、先のプロフィールで『将来の夢』については『お母さん』と答えていました。読書や映画鑑賞が好きで、1人の時間も楽しめる自立したタイプ。野球にストイックな大谷さんと、うまく過ごしていけるのではないでしょうか」