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「またお会いできましたね」と話しかける姿も ひとり暮らしの佳子さまが持ち帰られた「110円の防災アイテム」

『なるほど展』に足を運ばれた佳子さま(撮影/JMPA)

『なるほど展』に足を運ばれた佳子さま(撮影/JMPA)

 その日、秋篠宮家の次女・佳子さまは、いつになく積極的だったという。

 3月4日、佳子さまが東京・有楽町で開催されている暮らしに密着した発明品の展示会、「なるほど展」(婦人発明家協会主催)をご覧になった。会場には、虹色に発色させることで針穴を見やすくし、糸を通しやすい工夫がなされたチタン製の縫い針や、滑りにくいタオル掛けなどさまざまな作品が展示されており、佳子さまは、受賞作13作品をひとつひとつご覧になりながら、「アイディアはどんなときにひらめくのですか」などと、質問を重ねられた。

「佳子さまが『なるほど展』に足を運ばれるのは2年連続で、昨年も会場にいた人には“またお会いできましたね”と気さくに話しかけられていました。また、過去の受賞作が商品化されていることを知ると、“もう商品化されたのですね”と関心をお示しになるなど、展示会に対する強い興味がうかがえました」(皇室記者)

 昨年は、2016年の熊本地震の被災者が避難所経験から着想を得て制作した、牛乳パックとクッキングシートでできた“簡単トレー”をお持ち帰りになった佳子さま。能登半島地震の発災により世間の防災意識がより一層高まっているなか、佳子さまは今年も防災アイテムをお持ち帰りになったという。

「『防災の安心・必要・確認シート』という厚紙でできた長方形のコンパクトなシートです。避難の際の必需品をシート上にまとめて置いておき、緊急時に慌てずに必需品を持ち出せるのが特徴です。値段も110円とリーズナブルなので、ぜひ多くの人に手に取っていただきたく思います」(『なるほど展』関係者)

 佳子さまは昨年から「分室」にて一人暮らしをされている。今後起こりうる大きな地震に備えて、このシートを活用されるのかもしれない。

「佳子さまは今年1月22日、秋篠宮ご夫妻とともに東京大学の名誉教授から能登半島地震についての進講を受けられました。同日には、都内で『聴覚障害児を育てたお母さんをたたえる会』に出席され、能登半島地震の犠牲者に手話で哀悼の意を伝えられています。そうしたなかで、より防災対策への意識が高まり、『なるほど展』では防災アイテムに心惹かれたのかもしれません」(前出・皇室記者)

 備えあれば患いなし。佳子さまも一人暮らしという環境で、防災意識を高められているご様子だった。

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