世界中に衝撃を与えたドジャース・大谷翔平(29)の結婚発表から2週間──本人のインスタグラムで妻・田中真美子さん(27)の写真が公開された。開幕戦が開催される韓国の仁川国際空港では、2人揃ってメディアやファンの前に姿を現わした。2人が今後、どのような歩みを見せていくのかが注目されている。今回の公表を受けて、スポーツ紙記者はこう言う。
「米メディアはいち早く、お相手を真美子さんだと報じました。電撃発表から2週間、大谷が詳細を伏せていたので“この先も表に出さないのでは”という見方もありましたが、開幕戦が行なわれる韓国に旅立つ直前の写真が公開され、これからは球場などでも真美子夫人の姿が見られそうです」
真美子さんは身長180cmで、193cmの大谷の隣に立つツーショットは“お似合い”そのもの。女子バスケWリーグの富士通レッドウェーブに所属していたが、昨年4月に退団し、現役を引退している。今後は大谷をどうサポートするのかも注目が集まる。
「真美子さんは退団発表の直後や、右肘靱帯を損傷した8月中旬に、大谷のいるロサンゼルスを訪問していたとも報じられています。バスケ選手を引退して、昨年は日米の“遠距離恋愛”だったのが、今季からは渡米しています。メジャーリーガーの妻は夫の遠征中に孤独になりやすいという懸念があり、過去には語学力に不安があるということで野茂英雄氏の奥さんも日本の実家で暮らしていた。ただ、発表された写真を見ると、通訳の水原一平さんの奥さんも一緒に写っており、言葉の壁の問題や周囲に馴染めず孤立してしまう心配もなさそうです。奥さんも含めての“チーム大谷”が始動しているとみられます」(同前)
真美子さんの手料理について、大谷は「僕はカレーがやっぱり美味しかったですね。ドライカレーでした。ルーから作ってくれましたよ」(『Number』3月7日発売号)と明かしている。富士通レッドウェーブ時代の動画で真美子さんは「勝負おにぎりの具」を問われ、「梅です」と力強く語っていた。つい大谷の食事面のサポートということを考えがちだが、こんな指摘もある。
弓子夫人は「資産管理」でも活躍
「今の時代、野球選手の妻にも“内助の功”に専念する以外の選択肢がある。大谷夫妻らしい支え合う関係があっていいのでは。1999年にイチローさんがTBSのアナウンサーだった弓子夫人と結婚した時、弓子夫人はTBSを退職して、それ以降は表舞台に出なかった。イチローさんが試合の朝に必ず食べると公言しているカレーや、ホームでの試合前に球場で食べるおにぎりなどの存在は有名で、偏食のイチローの胃袋を満たしてきたのは弓子さんでした。
ただ、それが少し変わったと言われているのが、2009年にシアトル市内に美容エステサロンをオープンしてから。それまでは遠征にも同行していたが、イチローさんの勧めもあってビジネスを始めたそうです。全員日本人スタッフで、細やかで丁寧な仕事がウリの高級エステで、この事業が大成功を収めた。さらにはイチローさんの資産管理ということで不動産投資にも手を広げ、シアトルはもちろん、ロサンゼルスやワシントンなどで多数の不動産を所有し、利益を上げているといいます。真美子さんの場合も、バスケ選手を辞めた後の別の生き甲斐を見つけながら、2人らしい二人三脚の形を見つけてほしいですね」(スポーツ紙デスク)