スポーツ

大谷翔平の妻・田中真美子さん、開幕直前に球団SNSで公開の背景に「奥様会」 MLBに根付く「家族も球場で暮らす」という考え

 韓国・ソウルで開催されたドジャースとパドレスのMLB開幕戦。大谷翔平が第2打席でヒットを放つと、スタンドで大谷の両親らとハイタッチする女性が中継に映し出された。大谷の2歳年下の妻・田中真美子さんだ。その後も大谷の出番が来るたびにカメラは真美子さんの様子を追った。

「VIP席ではなく一般席で観戦していたので観客から声をかけられると、笑顔で頭を下げていました。メディアだけでなく観客も真美子さんの写真を撮ろうと必死で注目度の高さは大谷に引けを取らない」(現地入りしたスポーツ紙記者)

 大谷が自身のインスタグラムで結婚を電撃発表したのは2月29日。翌日に行なわれた囲み取材でお相手を聞かれた際、「いたって普通の日本人の方です」とコメントしていた。

 その後すぐに相手の女性が真美子さんだと特定されていたが、彼女の姿が公にされたのは3月15日、ドジャースのSNSだった。渡韓直前、飛行機の前で撮影された大谷と真美子さんの2ショット写真を突然公開。大谷も自身のSNSに2ショットを掲載した。

 それを機に球団側は韓国での2人の様子を次々に投稿。韓国シリーズ前夜祭に参加した真美子さんが持っていたファストファッション「ZARA」のバッグが「庶民的」と報じられるなどファンの注目も過熱していった。

 最初は“一般人”として名前も顔も明かされなかった「大谷の妻」。なぜ開幕直前のタイミングになって姿を現わしたのか──。“球団主導”にも見える発信の仕方も含め、背景にはメジャー特有の事情がありそうだ。

 レッドソックスなどで活躍した岡島秀樹の妻でフリーアナウンサーの栗原由佳氏はこう語る。

「メジャーでは妻や子供もチームの一員として考える文化で、球団からは選手と同じ待遇で扱われます。遠征についていくのも当たり前のこと。今回、早い段階で写真が公開されたのにはお二人の意思もあるでしょうが、噂を一人歩きさせず、大谷さんがプレーに集中できる環境にしてあげたいという球団の配慮があったのかもしれません」

関連キーワード

関連記事

トピックス

精力的な音楽活動を続けているASKA(時事通信フォト)
ASKAが10年ぶりにNHK「世界的音楽番組」に出演決定 局内では“慎重論”も、制作は「紅白目玉」としてオファー
NEWSポストセブン
2022年、公安部時代の増田美希子氏。(共同)
「警察庁で目を惹く華やかな “えんじ色ワンピ”で執務」増田美希子警視長(47)の知人らが証言する“本当の評判”と“高校時代ハイスペの萌芽”《福井県警本部長に内定》
NEWSポストセブン
ショーンK氏
《信頼関係があったメディアにも全部手のひらを返されて》ショーンKとの一問一答「もっとメディアに出たいと思ったことは一度もない」「僕はサンドバック状態ですから」
NEWSポストセブン
悠仁さまが大学内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿されている事態に(撮影/JMPA)
筑波大学に進学された悠仁さま、構内で撮影された写真や動画が“中国版インスタ”に多数投稿「皇室制度の根幹を揺るがす事態に発展しかねない」の指摘も
女性セブン
奈良公園と観光客が戯れる様子を投稿したショート動画が物議に(TikTokより、現在は削除ずみ)
《シカに目がいかない》奈良公園で女性観光客がしゃがむ姿などをアップ…投稿内容に物議「露出系とは違う」「無断公開では」
NEWSポストセブン
ショーンK氏が千葉県君津市で講演会を開くという(かずさFM公式サイトより)
《ショーンKの現在を直撃》フード付きパーカー姿で向かった雑居ビルには「日焼けサロン」「占い」…本人は「私は愛する人間たちと幸せに生きているだけなんです」
NEWSポストセブン
気になる「継投策」(時事通信フォト)
阪神・藤川球児監督に浮上した“継投ベタ”問題 「守護神出身ゆえの焦り」「“炎の10連投”の成功体験」の弊害を指摘するOBも
週刊ポスト
長女が誕生した大谷と真美子さん(アフロ)
《大谷翔平に長女が誕生》真美子さん「出産目前」に1人で訪れた場所 「ゆったり服」で大谷の白ポルシェに乗って
NEWSポストセブン
九谷焼の窯元「錦山窯」を訪ねられた佳子さま(2025年4月、石川県・小松市。撮影/JMPA)
佳子さまが被災地訪問で見せられた“紀子さま風スーツ”の着こなし 「襟なし×スカート」の淡色セットアップ 
NEWSポストセブン
第一子出産に向け準備を進める真美子さん
【ベビー誕生の大谷翔平・真美子さんに大きな試練】出産後のドジャースは遠征だらけ「真美子さんが孤独を感じ、すれ違いになる懸念」指摘する声
女性セブン
『続・続・最後から二番目の恋』でW主演を務める中井貴一と小泉今日子
なぜ11年ぶり続編『続・続・最後から二番目の恋』は好発進できたのか 小泉今日子と中井貴一、月9ドラマ30年ぶりW主演の“因縁と信頼” 
NEWSポストセブン
同僚に薬物を持ったとして元琉球放送アナウンサーの大坪彩織被告が逮捕された(時事通信フォト/HPより(現在は削除済み)
同僚アナに薬を盛った沖縄の大坪彩織元アナ(24)の“執念深い犯行” 地元メディア関係者が「“ちむひじるぅ(冷たい)”なん じゃないか」と呟いたワケ《傷害罪で起訴》
NEWSポストセブン