スポーツ

【通訳・水原一平氏の騒動渦中】大谷翔平との対決前に「ホテルで気前よくサインに応じた」ダルビッシュ有の“神対応”

ダルビッシュの“神対応”が話題に(時事通信フォト)

ダルビッシュの“神対応”が話題に(時事通信フォト)

 韓国でのメジャー開幕戦では、ドジャースで2番DHとして先発出場した大谷翔平(29)と、パドレスの開幕投手となったダルビッシュ有(37)の日本人対決が実現。その直前に大谷の結婚相手である真美子さん(27)の写真が公表され、試合直後には水谷一平通訳(39)の違法賭博問題が発覚するなど、様々なかたちで注目が高まった。そうした騒ぎの渦中、ダルビッシュは試合を待ちわびたファンたちを大切にする行動を続けていた。

 日本人選手としてはメジャー最多タイとなる2年ぶり4度目の開幕投手となったダルビッシュ。注目された大谷との対決は、第1打席がショートゴロ、第2打席はライト前ヒットとなり、2打数1安打と互角の勝負となった。この日のダルビッシュが奪った三振は3個だったが、大谷からの奪三振はなかった。スポーツ紙記者が言う。

「ダルビッシュは大谷との対戦を楽しんでいる様子でした。2打席9球の対決でしたが、全球が気合の入った球を投げ込んでいた。第1打席は沈む球で4球で打ち取ったが、第2打席では5球目の高めのストレートをライト前に弾き返された。出塁すると大谷はすかさず二盗を決めるなど、大谷も全力プレーで応えていました」

 ところが、開幕戦から一夜明け、この話題がすっ飛ぶような衝撃が大谷を襲った。大谷の専属通訳として、固い絆で結ばれてきたはずの水原一平氏が違法賭博に関与していた疑いで解雇となってしまったのだ。

 大谷の口座から少なくとも450万ドル(約6億8000万円)がブックメーカー側に送金されたということで、米国の内国歳入庁(IRS。日本の国税庁にあたる)も捜査しているという。

毎日のようにサインに応じる

 そんななか、開幕戦のあった現地・韓国で評価が高まっているのがダルビッシュだ。別のスポーツ紙記者はこう話す。

「ドジャースが水原氏を解雇したと明らかにした後の3月21日の開幕第2戦で、ダルビッシュはベンチに姿を見せると、7回に登板して大谷と対戦した松井裕樹(28)がベンチに戻ってきた際に最前列で迎えるなど、ムードメーカーになっていました。

 帰国のために韓国・仁川国際空港に登場した大谷は現地に集まったファンに対して終始無言だったのに対し、ダルビッシュは会釈をしたり帽子に軽く手を触れたりしてファンサービスし、韓国のファンには印象がよかったようです」

関連記事

トピックス

M-1での復帰は見送りとなった松本(時事通信フォト)
《ダウンタウン松本人志の現在》“幼なじみ”と模索する地上波復帰…浮上した意外な「番組」
NEWSポストセブン
内田容疑者は北海道留萌市の高校生・村山月さん(17)を殺害した疑いがもたれている
【旭川女子高生殺害】駅裏で売春のために立っていた少女たちは今…内田梨瑚被告(22)の逮捕で変わった繁華街「サンロク街」の現在、警察が本腰入れるもキッズたちはSNS使って“買う男”探し
NEWSポストセブン
送検時の平原容疑者(左、共同通信)。右は高校時代の平原容疑者
「被害者と同じ歳くらいの娘がいたと聞いている」平原政徳容疑者に「数か月前に離婚した」証言も…謎が深まる“犯行動機” 【北九州・女子中学生刺殺】
NEWSポストセブン
私的な外出が増加している紀子さま(2023年、ベトナム・ハノイ。写真/時事通信フォト)
《悠仁さま、推薦で筑波大学に合格》大学決定の過程で“蚊帳の外”だった紀子さまに起きた変化、私的な外出が増加
女性セブン
「結婚式はホテルオークラ。列席者には政財界の大物からヤクザまでいた」(力道山の妻だった田中敬子さん)
【生誕100周年・力道山】「力道山未亡人」が明かす英雄の素顔 「最終的には政治家になって朝鮮統一を成し遂げようと考えていました」
週刊ポスト
無罪判決となった須藤早貴被告
《紀州のドンファン・13億円の遺産》「私に渡したいって…」元妻・須藤早貴被告が無罪判決で勝ち取る「13億円遺産相続」のゆくえ 野崎さんきょうだいら・田辺市との“3すくみバトル”
NEWSポストセブン
平原容疑者の高校生時代。優しい性格だったという
【北九州・女子中学生刺殺】「まさかあいつが…」平原政徳(43)の高校クラスメイトが語った素顔「バスケ部で、喧嘩を止めるタイプだった」優しい男が凶悪犯に変貌した理由
NEWSポストセブン
民事裁判は今年11月26日、新井氏に165万円の支払いを命じた判決が確定している
【今度は「胸と太ももを触られた」と主張】群馬・草津町長からの“性被害でっちあげ”の罪に問われた新井祥子・元町議 初公判で主張した“わいせつ行為”の内容の不可解な変遷
NEWSポストセブン
送検時の平原容疑者(共同通信)
「大声出して何が悪いんだ!」平原政徳容疑者(43・無職)、事件3日前に「大量のカップ酒」空き瓶が…ゴミ収集車が行った後に 近隣住民が感じた恐怖【北九州・女子中学生刺殺】
NEWSポストセブン
杖なしでの歩行を目指されている美智子さま(2024年3月、長野県軽井沢町。撮影/JMPA)
美智子さま、「海外渡航はもうおしまい」と決断か 来年度予算から地方訪問同行職員の航空チケット経費が消滅 過去の計128回海外訪問も韓国訪問は叶わず
女性セブン
球界の盟主が”神の子”に手を差し伸べたワケは(時事通信フォト)
《まさかの巨人入り》阿部監督がマー君に惚れた「2009年WBCのベンチ裏」 幼馴染・坂本勇人との関係は「同じチームにいたくない」
NEWSポストセブン
中居正広
【スクープ】中居正広が女性との間に重大トラブル、巨額の解決金を支払う 重病から復帰後の会食で深刻な問題が発生
女性セブン